トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

姫路城の近くで、デザート系かき氷&パンケーキがいただける「ひめじ官兵衛」【IG】

https://www.instagram.com/p/Bw-9rE9gxes/

「ひめじ官兵衛」(Facebook
兵庫県姫路市二階町48 2階 (みゆき通り商店街内)
TEL:079-288-1000 営業時間:11:00~18:00(秋冬は変更)不定

食べたのは…2019年5月
※本エントリは、Instagramに投稿した内容を再編集しています。

 

平成が終わり、令和が始まった2019年。新年号に切り替わるゴールデンウィーク、私は白鷺城を見に姫路に行っていました。

そんなわけで、5月1日に令和初めて食べたかき氷は、姫路城近くにあるかき氷店のひめじ官兵衛さんへ。まずは「抹茶いちごミルフィーユ」1200円、次に「ティラミス」1100円をいただきました。

 

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どちらもミルクベースの氷な上、エスプーマもマスカルポーネのはずなのにチーズよりミルクが強くて全体的にミルキーで優しいお味で美味しいです。口どけ優しい、ふわっとした氷によくマッチしています。ほとんどのメニューがカスタード&ナッツ入りで似た構成なので、味がかぶるかなーと思ったのですが、意外と違う味でした。いちごミルフィーユは抹茶感がすくなくていちごみるく氷っぽいし、ティラミスはチーズミルクエスプーマ+ココア+珈琲って感じで。

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きれいな水辺で氷のおいしさを味わうシンプルかき氷を楽しむ:佐野「菊水苑」

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菊水苑

〒327-0843 栃木県佐野市堀米町2139 TEL:0283-21-5584
営業時間:11時~18時、火曜休

食べたのは……2018年5月

ゴールデンウィーク、栃木県の佐野へかき氷を食べに行って来ました。きれいな水辺を眺めながら、おいしいかき氷が食べられるちょっといいところがあるんです。食券を買って席に着くと、目の前に広がるのはこんな風景。

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「菊水苑」は、地元のおばちゃんたちが運営している、期間限定のかき氷屋さん。日光の天然氷(松月氷室)を使ったかき氷を出しています。

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とちおとめ、800円。

栃木ということで、いちごはやっぱり「とちおとめ」なんですね。ふわふわ羽根のようにかいたかきごおり、シロップがシンプルなので氷そのもののおいしさが味わえていいなあ。最近はヘビーなかき氷が増えているので、こういうシンプルなかき氷は逆に新鮮です(笑)。

 

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みかん、800円。

シロップはオリジナルで、お店の方が三ヶ日の無農薬ミカンから手作りしているそうです。甘めだけどさっぱりでおいしい。シロップたっぷりついてくるので、最後までおいしくいただけました。

他にも抹茶や黒糖、桃、ぶどう、メロンなど一通り揃っています。

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はぁ、のどかすぎる~(笑)

農業用水をきれいな浅瀬にしたのだそうで、水遊び自由です。わたしが行ったときはゴールデンウィークでほとんどお客さんもいなかったのでものすごくノンビリムードでしたが、夏休みはきっと子どもで賑わってるんだろうなあ。

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佐野といえばラーメンが有名ですが、わたしが好きなのはいもフライ!

お気に入りのいもフライやさんを3軒ハシゴして東京へ帰りました。はー、たのしかった♪

クリーミーなデザート系かき氷が豊富!でも出色は意外にも…:邑楽郡「氷処 楽~GAKU~」

「氷処 楽~GAKU~」
群馬県邑楽郡邑楽町石打171-1
TEL:070-5460-3399 営業時間:11時~17時(11月~3月は15時まで)

食べたのは…2016年5月
主な値段は…生苺レアチーズ 730円、マンゴーパインよ~ぐると650円、ポッピングキャンディー400円、メープルれもんクッキー600円、ティラミス630円

 

私の日記ブログのほうで、東京から二時間で行けるリトルブラジルこと群馬県大泉町のことを書いたのですが(前編後編)、そのすぐ近く(というか隣町)にあるかき氷屋さんが「氷処 楽~GAKU~」。石打こぶ観音のすぐ近くです。今年でオープン3年目というかき氷屋さんで、こんな感じのデザートっぽいかき氷が多いのが特徴。

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お店の入り口には、これまで提供してきたかき氷の写真いろいろと、券売機が備え付けられています。ん~、どれにしようか目移りしちゃうなあ。

ちなみにこちらのお店では、純氷&日光天然氷(松月氷室)を使っています。天然氷だと+100円。

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この日は5種類食べてきましたよ!以下写真でご紹介。

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生苺レアチーズ 730円。酸味の効いたチーズクリームに甘酸っぱいいちごが良いバランス。下にはグラノーラが敷いてあり、食感の変化も良い感じです。

 

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マンゴーパインよ~ぐると650円。マンゴーのかき氷にしては甘さ控えめ、酸味に振ったさっぱりかき氷です。ヨーグルト&パインもサッパリ系なので、全体的に軽め。

 

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メープルれもんクッキー600円。他は全部純氷で頼んでいるのですが、これだけ100円プラスして日光天然氷にしてみました(松月氷室)。おおお、酸っぱ!!トップのメープル+クリームを吹き飛ばすレモンシロップの美味しさが印象的。これだけ酸っぱ美味なレモンシロップなら、ミルクと合わせた方が絶対美味しいと思うんだけどな。クリームとはやや相性良くない感じが…。

 

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ポッピングキャンディー、400円。珍しくシンプルなシロップものも頼んでみました。いわゆるメロンソーダ味のシロップで、食べると口の中がパチパチ。見た目通り、サーティーワンのアイス(ポッピングシャワーでしたっけ)みたいなかき氷。

ある意味ネタのつもりで頼んでみたのですが、食べてみると予想外にこれが美味しい(笑)。ふわっと削りの氷と酸っぱめシロップがナイスバランスです。というかここのお店、モッタリ重めのクリーム系かき氷より、軽めのかき氷のほうが得意なのでは……?

 

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ラスト1杯は、ティラミス630円。ティラミスのかき氷大好きなので、見かけると大抵頼んでしまう……。

一口食べて「ん?ティラミスなのに酸っぱい?」と不思議に思ったのです。数口食べたところで理解。マスカルポーネじゃなくてレアチーズ(ケーキ味の)クリームを使っているのですね。多分、生苺レアチーズと同じチーズクリームなんじゃないかな。他の要素はティラミスなんだけど、チーズクリームの酸味が強いとやっぱり違和感が……^^;;

 

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通年でかき氷を提供、冬場はかき氷+鍋焼きうどんのお店になるそうです。私が行ったのは閉店間近で、しかもけっこう長居してしまったのですが、地元の子供達も続々やってきてかき氷を食べていました。地域密着、地元民に愛されてていい感じ!夏は混むんだろうなあ。

 

というわけでこちらのお店、クリーム系のかき氷を推しているけれど、実は、氷の削りもシロップの味も軽め&酸っぱめに振ったあっさり味のかき氷のほうが得意なんじゃないかな、という印象を受けました。フライヤーに載っているクリーム重めのデザート系かき氷も良いけれど(個人的には好きだし)、酸っぱめのさっぱり氷を追求するときっと合ってるんじゃないかな、ここならではのかき氷ができるんじゃないかな…と思ったので、お節介ながら書いておきます。天然氷もそのほうが生きると思うんですよね。

 

↓楽~GAKU~があるのは、群馬県南部の邑楽郡邑楽町ここまで来たらぜひ大泉町まで行ってみてください!ブラジリアタウン・大泉町については以下の記事を参照のこと。

ayano.hatenablog.jp

ayano.hatenablog.jp

「桃のカルボナーラ」かき氷が秀逸!「イタリアンかき氷」とは:笹塚「シロッポ」&「ジーロ」

「イタリアン×富士山天然氷 シロッポ」
東京都渋谷区 笹塚3丁目17-3
TEL:03-5309-2557 営業時間:ランチ12時~16時、ディナー19時~24時(ディナータイムはかき氷のみの注文は不可)、火曜休

食べたのは…2016年7月
主な値段は…桃のカルボナーラ 800円、ふじ 1000円、チリエッジョ 800円

 

ある暑い日、昼間から笹塚へ行く用があり、長年気になってたお店にようやく行くことができたので、今回はそのお話を。

笹塚には実はおいしいかき氷が食べられるお店が三つもあるのです。一つ目はたこ焼き&かき氷の「みなと屋」、二つ目は「台湾物産館」……そういえば、閉店しちゃったけど「にっこり~な」も笹塚だったなあ。

そしてもう一軒が、今回ご紹介する「イタリアン×富士山天然氷 シロッポ(ペルラヴィータ十号坂)」です。私、長らく勘違いしていて、「イタリアンレストランなので、ディナータイムにデザートとしてでないとかき氷は食べられない」と思いこんでいたんですね。今回行ってみてようやく理解したんですが、こちらは夜はイタリア料理店の「ペルラヴィータ十号坂」として営業しており、確かにデザートとしてかき氷を提供しているのですが、実はランチタイムは同じお店が「シロッポ」としてカフェ営業していて、かき氷だけ、とか飲み物だけ、のオーダーが可能なのだそうです。なるほど納得。

ということで今回は、ランチタイムにお邪魔してきました。ここ、「イタリアン×氷」をうたうだけあって、メニューがとても独創的。パッと見想像がつかないかき氷が多いんです。ほら、こんな感じ。

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ティラミスはまあいいとして、バルサミコ?チリエッジョ?ふじ? と頭の中が「?」になりつつ、まず頼んでみたのはこちら!

 

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「桃のカルボナーラ」!800円です。

カルボナーラってことは、まさかバターor生クリーム+パンチェッタ!?」と思いましたがさすがにそんなことはありませんでした。基本的にはミルクベースのかき氷です。丁寧にかけられたミルクとシロップ、そしてその上には、たっぷりのエクストラバージンオリーブオイルとひきたて黒胡椒が振りかけられています。そうか、このトロッとミルキーな感じ+黒胡椒たっぷりが「カルボナーラ」の由来なのですね。なるほど斬新!

食べ進んでいくと、中から透明のゼリーと桃の実が現れて、実にさっぱり。ちょっとバニラテイストのミルクが甘さ控えめで良いし、意外にもオリーブオイルとすごくよく合います。おいし~い。

「かき氷なのにカルボナーラとは。そして、桃……?????」と思ったのですが、食べてびっくり。かなりおいしい、甘さ控えめなデザートかき氷でした。 

 

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つぎは「フジ」(ピスタチオ+ティラミス)、1000円です。ピスタチオ大好き、ティラミス氷も大好きな私としては本命中の本命という感じのかき氷。

 

まずは周りのピスタチオ部分から。ピスタチオのかき氷というと、ミルクや生クリームを加えてクリームっぽい仕立てのものが多いのですが、これは意外にもナッツっぽい感じで、ミルク分はかなり少なめ。ピスタチオナッツをそのまま潰したような、濃厚なかき氷をサクサクと食べ進むと……中からヌガーアイスが現れた!

 

いよいよティラミス氷パートです。一般にティラミスというと、マスカルポーネチーズ+エスプレッソの組み合わせが基本。ですが、ここのティラミスは「ナッツ入りのヌガーアイスとエスプレッソソース」という組み合わせ。珍しい! さらにここにグラノーラが入っており、ポリポリと食べ応えもあります。ティラミス氷という名前から想像していたものと全然違ったけどおいしかったですよ。「こういうティラミス氷もありなんだ!」と言う意味で発見が多かったです。

  

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最後はチエリッジョ。チェリーのかき氷です。

実はチェリーのかき氷はバルサミコチェリーとこれの2種類あり、どちらにするか迷ったのです。ただ確認してみたところ、バルサミコさくらんぼを煮てあるのに対し、こちらはフレッシュなチェリーを使っていますということでこちらにしてみました。

 

さてこのかき氷。1口食べると、ガッ!とアメリカンチェリーの濃厚な甘味がダイレクトに口の中に広がります。酸味も結構強いので、濃い甘酸っぱさがちょっと梅のようにも感じました。

食べ進むと中からチェリーがゴロゴロ現れ、こちらも美味しかったです。ダイレクトにサクランボ味のかき氷なんだけど、なぜかサクランボ好きよりも梅とか杏とか濃厚に酸っぱい果物のかき氷好きに勧めたい味。

 

あ、そうそう、こちらの店ではかき氷をオーダーするとき、純氷か、富士山の天然氷かお好きなほうを選べます。富士山の天然氷でオーダーする場合はメニューの値段+ 200円でちょっと高くなります。

 

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シロッポの店頭はこんな感じです。一緒に食べたお友達に「イタリア式かき氷ってなんだろう?」と聞かれてパッと答えが出なかったのですが、でもその面白さも含めておいしかったですよ。

笹塚のイタリア式かき氷は、おいしいし面白いけど(そして正直いうと、桃のカルボナーラが完成度高くて他のかき氷の印象が薄いんだけど)、間違いなくイタリアにはない氷だと思います。

 

そしてそして……。

 

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シロッポの斜め前(かつて「にっこり~な」があった場所)には「ジーロ」という系列のかき氷カフェができています。シロッポのご主人に聞いた所、ジーロでもシロッポとベースが同じかき氷をイートインまたはテイクアウトで提供するが、1部のメニューは変えようかな、とのこと。また現在はかき氷屋さんですが、夏が終わって秋になったら、ケーキなどの商品を増やしていくと言うことでした。

 

笹塚のかき氷ということで、このへんの記事もぜひ↓↓ 

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デザート系かき氷がかなりおいしいラーメン屋さん:武蔵小山「はいむる珈琲店」

「はいむる珈琲」
東京都品川区小山2-16-1 ローズハイツ 1F
電話:03-6451-3768 営業時間:10:00~19:00(LO18:30)、月曜休

食べたのは…2016年5月
主な値段は…Berryさんちのミエルフロマージュ、850円生めろんみるく850円

 

武蔵小山でかき氷ツアー、2軒目は「はいむる珈琲店」。一つ前に書いた「まめ茶和ん」の道を挟んで向かい、すぐ目の前です。こちら、店名は「珈琲店」なのになぜかラーメン+かき氷がウリ、という不思議なお店(もちろん珈琲もあります)。ほ、本業はなに……?(笑)

かき氷メニューは凝ったものが多い印象。デザート系+フルーツ系が得意そうなラインナップです。どれもおいしそうで迷う……

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Berryさんちのミエルフロマージュ、850円。おお、美味しい…果実感たっぷりのつぶつぶイチゴソースに、蜂蜜入りのクリームチーズソースがよく合って、ケーキを食べてるようなおいしさ。わー、これ好きだなぁ…♪

 

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生めろんみるく850円。甘~いメロンを食べてるようなかき氷です。これもおいしい。ここ、自家製練乳が美味しいなぁ。甘さというかコクがある、ミルキーみたいな味の練乳なのです。シンプルにミルク氷を食べても相当おいしいはず。

 

店頭に大きく書いてあるとおり、こちらでは富士山の天然氷かき氷を使っています。ここ数年で登場した、新しい天然氷です。……なのですが、氷は一定期間ごとに複数の産地のものを切り替えているよう。私が行ったのは5月末だったのですが、「5/31より和歌山古座川名水100選かき氷Start」と書いてありました(天然水の氷と、天然氷は別物です)。

 

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こちらのかき氷、かなり好みでした!おいしかった~。本当はラーメンも食べてみたかったのですが(Wスープだそうです)、おなかいっぱいで食べられなくて残念です。小さなお店なのでラーメンとかき氷の注文が両方殺到したらどうなっちゃうんだろうという心配もありつつ、このままがんばってほしいなぁと思ったはいむる珈琲店さんでありました。また行きます!

 

すぐ向かい、「まめ茶和ん」の話はこちら↓

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ラーメン+かき氷といえば、こちらもおいしいかき氷です!

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ビールもいいけどかき氷もね:銀座「麦酒屋 るぷりん」

 「麦酒屋 るぷりん」(WEB
東京都中央区銀座6-7-7
TEL:03-6228-5728 営業時間:【ランチ】12時~14時半(火~金)、【ディナー】18:00-24:00(月~金)、15~22時(土)、15~20時(日)無休

食べたのは…2016年6月
主な値段は…煎り番茶 1500円、杏 2000円

国産樽生クラフトビールを6種と国産ワイン、そして家庭的な料理を揃える、銀座のちょっとオトナな飲み屋さん「麦酒屋 るぷりん」。飲み屋さんなのですがかき氷がおいしいので有名なお店です。

ある日の夜、会社帰りに友達を誘って行ってきました。突き出しの水茄子がすごくおいしい! 国産のクラフト生ビールを飲み(おいしい♡)、へしこのピザをつまみ、サラダをつついていよいよかき氷タイム。

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煎り番茶、1500円。おそらくるぷりんの定番かき氷だと思います。香ばしいお茶シロップの中には粒あんが。シロップがけっこう甘めなのですが、しっかりお茶の味でおいしいなあ。

店員さんに「結構大きいですよ……?」と言われましたがせっかくなのでもう一つのかき氷も。 

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 「杏」 2000円。季節限定メニューです。出てきたときは「いちご……?」と思ったくらい真っ赤なかき氷。

干し杏でつくったと思われる、粘度高め&甘酸っぱいソースがたっぷりかかっています。リッチな味だな~と思いながら食べ進むと、氷の間から杏仁プリンというか杏仁クリームが登場。別添でミルクをかけてもおいしいです。

 

るぷりんのかき氷は、サイズ大きめ、濃厚リッチな味で食べ応えがある氷。お値段は確かに正直高いですが、でも実際に食べてみるとそうそうたくさん食べる感じでもないので納得かな、と。ちなみにお店では2人で1つ食べることを推奨しているようでした。 かなり氷の温度が高めなので、結構すぐに溶けてきます。写真など撮らずに、どんどん食べることをオススメします!

氷は、日光「四代目徳次郎」の天然氷を使っているそうです。ランチタイムのかき氷は純氷での提供だそう。あっ、かき氷は通年提供なので、夏が終わっても「ビール+かき氷」のお楽しみ、できますよ。

そうそう、最後に大事なことを。こちらはあくまで「麦酒屋」さんですので、夜はお酒、昼はランチがメイン。かき氷単品でのオーダーは原則NGですので気をつけてくださいませ。どうしても夜はそれなりのお値段になってしまうので、あくまでもかき氷がメイン、という方は昼間の訪問をオススメします。

 

 「四代目氷屋徳次郎」関連の過去記事はこちら。

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祝・鵠沼海岸で10周年!元祖かき氷専門店「埜庵」の今

https://instagram.com/p/2fMzCqugPn/

埜庵(WEB)

神奈川県藤沢市鵠沼海岸3-5-11 TEL : 0466-33-2500 営業時間:11:00 - 18:00  定休日:毎週月、火曜日

食べたのは…2015年5月 主な値段は…みるく杏仁いちご 850円(多分)、パイナップルヨーグルト 850円(多分)

 

ご無沙汰してます! トーキョーウジキントキ東京担当、ayanoです。夏にはまだちょっと早いけど、けっこう最近暑いのと、どうしても5月のうちに書きたい話題があったので更新再開したいと思います。

2015年5月、かき氷専門店のパイオニアである「埜庵」が、鵠沼海岸で開店して10周年を迎えました。「10周年おめでとうございます!」と店主の石附さんに伝えたくて、久しぶりに行ってきました。

埜庵は鵠沼海岸に現在のお店を開く前、鎌倉で営業してたんですよね(当時は小町通り近くの簡易な作りのお店でした。詳しくは→)。鎌倉のお店がオープンしたのが2003年で、実はトーキョーウジキントキが始まった年と同じ。今と違いかき氷を夏場以外に食べる人なんてほとんどいなかった時期に、通年でかき氷専門店を開くというある意味無謀なチャレンジをし、今は季節を問わずお客が絶えない人気店に育て上げた石附さんを、私は内心密かに、実はかなり尊敬しているのです*1

去年か一昨年だったと思うのですが、鵠沼海岸から移転する……なんて話もちょっと出ていたのですが、結局それはなくなって、今の場所でお店を続けるということが正式に決まったとのこと。それを聞いて、改めて「10周年おめでとうございます」とおしゃべりがてら、久しぶりの埜庵のかき氷をいただきにいったのでした。

私たちが行ったときはちょうどお客が途切れたタイミングだったので、しばらく石附さん(と常連のお客さん)と「移転の話がなくなったので、少しベランダ手を入れたんだー」とか、お弟子さんのお店の話とか四方山話を。

埜庵には将来お店を開きたいという人が修行にやってくるのですが、石附さんは2~3年で必ず卒業させることにしているのだそう。最近オープンのお弟子さんのお店は、旭川の「hifumi」(2014年12月オープン)と沖縄の「瑠庵」(るーあん、今月末くらいにオープン?)と見事に日本の端と端(笑)。旭川も沖縄も東京からはなかなか行けないけど、いつかトーキョーウジキントキでもご紹介したいものです。

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というわけで久しぶりの埜庵のかき氷、みるく杏仁いちごもパイナップルヨーグルトも、どちらも安定のおいしさでした。きゃらめる氷も食べたかったけど、そのあともあったので我慢我慢……。

私自身最近ご無沙汰してたし、ここのところかき氷屋さんは毎年新店ラッシュなのでメディアの露出は減ってるけど、昨今のかき氷ブームを考える上でここはやはり偉大なお店だな、と改めて。基本店主が削ってなくて、結構なキャパシティに対応できて、しかも夏場のハイシーズンでも必ず一定以上のレベルを保ててるかき氷屋さんってここくらいだと思うんですよね、少なくとも関東では。

というわけでいろいろ書きましたが、石附さん、鵠沼で10周年、鎌倉から数えると12周年、本当におめでとうございます。これからもかき氷専門店のパイオニアとして、世においしいかき氷を広めてください!

 

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参考:埜庵のかき氷が好きな人におすすめの本

かき氷専門店・埜庵 お家でいただく、ごちそうかき氷
 

 

なぜ、真冬のかき氷屋に行列ができるのか?

なぜ、真冬のかき氷屋に行列ができるのか?

 

 

かき氷屋 埜庵の12カ月

かき氷屋 埜庵の12カ月

 

 

埜庵のかき氷について過去のエントリはこちらを。

*1:なーんて書くと、「じゃあもっとしょっちゅう食べに来てよ!」と言われちゃいそうだ……^^;;

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