トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

チョコレート専門店Minimalのかき氷が美味だけどちょっと物足りなかった件@代々木八幡

Minimalのかき氷が食べられるのは富ヶ谷本店のみ

Minimalのかき氷が食べられるのは富ヶ谷本店のみ

minimal 富ヶ谷本店(Web
東京都渋谷区富ヶ谷2丁目1-9 
TEL: 03-6322-9998
食べたのは……2022年6月(夏季限定)

 

前回の佐藤屋さんに続き、今回もチョコレートのかき氷のお話をしたいと思います。

以前、トーキョーウジキントキで赤坂のチョコレート専門店「MAMANO」のかき氷を紹介したことがあります(2014年なので、大分昔ですね……)。このときに書いたのが、「チョコレートは油(脂)、氷は水なので、チョコレートのかき氷って難しい」という当時の常識について。この話はMAMANOの方だけでなく、他の複数のかき氷店店主からも「チョコレートは油だからかき氷とは相性が悪い」という話を聞いていました。

しかし、あれから8年という年月が経ち、かき氷の世界はものすごく進化しました。

大きな第一歩は、慈げんさんが始めた(私が知る限り、です。もし間違ってたらご指摘ください)「ミルク氷+ココアパウダー」という構成のかき氷です。このスタイルは他の複数のかき氷屋さんにも踏襲され、ここ数年はセブンイレブンカップかき氷の定番にもなっています。

さらに、チョコレートの季節は冬。かき氷を通年で提供する店が増え、12~3月の冬場のイベント氷、特に2月の「バレンタイン氷」が当たり前になる中で、チョコレートをかき氷に使うお店がすごく増えました。

さらにもう一つ、世間のチョコミントブーム(?)を背景に、「チョコミント氷」を提供するお店もここ数年どんどん増えています。こちらも最初はチョコ+ミントのかき氷、という感じだったのですが、最近はクリームにミントを混ぜて、そこにチョコを足したパフェっぽいチョコミント氷も珍しくありません。

チョコレートのかき氷はいまや当たり前になった、というか、すっかり人気のフレーバーの一つになった昨今。

……というトレンドの話を踏まえた上で今回ご紹介するのは、代々木八幡のビーントゥバーのチョコレート専門店「Minimal(ミニマル)」です。数年前から夏季限定でチョコレートのかき氷を始めたとは聞いていました。ようやく今年食べてこられたので、その感想を。

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乃し梅+チョコ、意外な組み合わせだけどめっちゃいい@佐藤屋(山形)

長いことサボってしまってごめんなさい。今週からまた週1ペースで更新していこうと思います。今回は、5月末に横浜タカシマヤで行われた催事、山形物産展で食べた、乃し梅のかき氷をご紹介します。

 

乃し梅本舗 佐藤屋(WEB)
山形県山形市十日町3-10-36
TEL: 023-622-2108
食べたのは……2022年5月(横浜タカシマヤの催事)

 

山形市のお菓子やさん「乃し梅本舗 佐藤屋」(佐藤屋 松兵衛)は、のし梅を主力商品とする和菓子屋さん。のし梅ってご存じですか?梅の実をジャムみたいに煮詰めて、竹の皮に挟んでうすく伸ばした、甘酸っぱいゼリーみたいな寒天みたいなお菓子です。佐藤屋さん、山形ではもちろん有名だし、関東民だと、茨城名物でもあるので一度は食べたことがあるかも。

 

そんな佐藤屋さんののし梅を使ったかき氷、何年前だったかな、もうずいぶん前にやはり食べたことがあります。あまずっぱい梅ジャムみたいなのがシャリ氷にかかっている素朴なかき氷で、初めて食べるのになんだか懐かしい味だった記憶。

 

あれから何年経ったかな?という感じなのですが、そんな佐藤屋さんの乃し梅かき氷がまた食べられると聞いて、横浜のタカシマヤの催事で食べてきました。

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「食事氷」と対峙して、かき氷の進化をしみじみ感じた@氷匠ル・クレール(奈良)

すみませんすみませんすみません、「毎週火曜か水曜に更新」をうたっておきながら、3週間も更新をサボってしまいました。ごめんなさい~!!!

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新宿タカシマヤ「春の美味コレクション」

……と、冒頭から謝罪で始まりました今回のトーキョーウジキントキ。今回ご紹介したいのは、現在新宿タカシマヤで行われている催事「新宿高島屋美味コレクション」に出店されている、奈良県の「氷匠ル・クレール」さんです。

ラインナップがすごすぎる!

今回の催事では、cocoo cafe(大阪)、ヨリドコロヒヨリ(京都)、ウミネコパーラー(金沢)と関西の人気店が多数出店しているのですが、その中でも最も”攻めてる”メニューを持って来たのがル・クレールさん。

 どれくらい攻めてるかって?まぁ見てくださいよ。

・4月7日 高級食材シリーズ オマールエビチー(1杯) 4,500円
・4月8日 高級食材シリーズ 至高のトマト氷 スカーレットティアーズ(1杯) 3,000円
・4月9日 高級食材シリーズ 鮑氷(1杯) 4,500円
・4月10日 新定番サラダシリーズ サラダ ド ニソワーズ(1杯) 1,800円
・4月11日 特選食材シリーズ 奈良いちご新品種氷「三味三様」(1杯) 2,500円
・4月12日 高級食材シリーズ キャビアフラッペ氷「ミニ」キャビア90g使用(1杯) 45,000円

 

 ……どうですか、これ。値段もびっくりですが*1、何より使ってる食材がすごい!オマール海老にアワビ、キャビアって、どう考えてもかき氷に使う食材じゃない。ニソワーズとは「ニース風サラダ」、トマトとかオリーブやアンチョビが入ってるサラダだったはず。ええーっと、かき氷ですよね……?

 タカシマヤのかき氷催事は事前Web予約制。ボンヤリしているうちに気付いたらもう予約は埋まっていたので、「今回も行けなかったなー」と思っていたら、親切な関西のかき氷愛好家の方が予約チケットを譲ってくださり、行けることになりました。

 そんな僥倖があって、私が食べてきたのは、こちらっ。

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*1:しかもタカシマヤ側のルールで、2人以上では入場できない。要はシェア禁止で1人1杯はマスト

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強烈!ドリアンのかき氷@葉月堂(台湾・高雄)

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葉月堂 • 手作雪花氷専売店

住所:高雄市三民區天祥一路179-2號(本店)、高雄市左營區富民路18號(富民店)

食べたのは……2019年12月、2018年8月

 

今回は、わたしが2019年に最後に食べたかき氷をご紹介します。まだコロナが流行る前、自由に台湾に行けたころのお話です。

以前、かきごおりすとのコラム「台湾かき氷にハマる」 にも書いたように、台湾では氷自体に牛乳などで味を付け、ふわふわにかいた雪花冰のかき氷が人気です。最近は味付きの氷をお店で作るところも増えてきて、人気店は新鮮な果物を使って何種類もの雪花冰を用意するようになっています。

そんなお店の一つが、高雄の「葉月堂」。これまで食べた中でもトップクラスにおいしい雪花冰を食べられる人気店です。以前本店に行ったらめちゃくちゃ混んでいたので、今回は支店に行ってみました。

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雪景色の温泉で思いがけず、すごくおいしいかき氷に出会った@札幌「湯元 小金湯」

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湯元 小金湯(Web
〒061-2274 札幌市南区小金湯25番地
営業時間:11:30-21:30(土日祝は22:00)
食べたのは……2021年11月

 

長年こんなブログをやっていることもあり、どこかに出かけたら旅先では必ずかき氷を探します。でも、どうしても東北とか北海道は、夏以外にかき氷を食べられるお店ってほとんどないんですよね。

昨年用事があって札幌に行ったんですが、コロナ禍ということもあり、札幌市内でかき氷を出しているお店はほとんどナシ。いくつか行ってみたいお店はあったのですが、このタイミングで営業していてかき氷が食べられそうなお店は、以前ご紹介した月寒の「ninoクレープ」さんしかなさそうでした。

ice.hatenablog.jp

「久しぶりの札幌だけど、今回はトーキョーウジキントキで紹介できそうなところはないなあ」とかき氷を食べることは諦めていました。

しかし、思いがけないところで、とてもおいしいかき氷に出会ったのです。

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おいしくて”映える“かき氷、しかも店内も可愛すぎて最高!「かき氷cafe symphony」@小山

かき氷cafe symphony

かき氷cafe symphony(InstagramTwitter
〒323-0807 栃木県小山市城東7丁目18−2
営業時間:13:00-20:00 ※かなり時間変更あり
食べたのは……2022年2月

 

通年営業のかき氷屋さんは、2月はチョコレートのかき氷を出すことが多いんです。そう、「バレンタインかき氷」。

気がついたらもう3月!遅ればせながらですが、今回は2022年に食べたバレンタインかき氷を紹介します。数カ所で食べたうち、わたしが今年一番「おいしい~!」と感激したバレンタインかき氷が、このかき氷。

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真っ白な酒粕クリームが美しい!「TSUJI -お茶と酒-」@北千住

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TSUJI -お茶とかき氷- カフェ(Web
〒120-0034 東京都足立区千住5-6-7
TEL: 050-3556-3970
食べたのは……2022年1月、2021年6月

 

バレンタインかき氷の話を全然してないのに2月が終わってしまうー!……と内心焦りつつ、引き続き酒粕かき氷の話をしますよ。酒粕のかき氷、大好きなので。

前回、廚 otona くろぎの「かき氷 大吟醸 雪山酒」の紹介をしたときに


>白い氷の上に白い酒粕、絵柄的にも美しいです(綺麗に写真を撮るのは難しいけど……)

と書いたんですが、あのかき氷の写真を綺麗に撮るのはそんなにそんなに難しくなかったなーと。もっと(きれいに写真を撮るのが)難しい、しかもおいしい酒粕のかき氷、私食べてなかったっけ?食べてたよね……?ということで今回ご紹介するのが、北千住の新店「TSUJI -お茶と酒-」です。

 

北千住には以前「重義」というかき氷屋さんがありました。私も好きでちょいちょい行ってたんですが、2020年12月に閉店してしまったんですよね。

 

ice.hatenablog.jp 

北千住にかき氷専門店はなくなったかー……と残念に思っていたところ、2021年にオープンしたのがTSUJI(辻)さん。店名のとおり、辻、四つ角のところに立ってます。

「TSUJI -お茶と酒-」、一見かき氷なんてなさそうな店名ですが、大丈夫。通年でかき氷を提供してらっしゃいます!夏は外のテラス席もフルに使って、紙のボックス入りのテイクアウトかき氷も提供してるんですが、冬場は温かい室内でかき氷をいただけます。

 

さて、そんなTSUJIさんの酒粕を使ったかき氷はどんなのかというと……

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北千住「TSUJI」の酒粕みるく

酒粕みるく」1100円。トップにたっぷりと酒粕クリームがかかっています。このクリームがまろやか、しかもふんわり軽くてとってもおいしい!!!この手のもったり系和かき氷の中では、かなり食感軽めです。もう一杯食べてもいいなと思ったくらい。

ミルクベースのかき氷の上に酒粕クリームなので真っ白白。色がないな~と思いながら食べ進むと……

北千住TSUJI「酒粕みるく」かき氷

あっ、みかんがでてきた!(嬉)

かき氷の中には、みかんの果実と、みかんと生姜のコンフィチュールが仕込んであります。これまたさっぱりおいしいな~。

この「酒粕みるく」と、もう一つ「黒胡麻ごおり」というかき氷は<スペシャルかき氷>扱いで1100円。ミルクや抹茶、きな粉などの<シンプルかき氷>は500~650円とお手頃価格もありがたい。

 

去年(2021年)の6月に食べたかき氷もご紹介します。

北千住「TSUJI」キウイ&パイン

キウイ&パイン 1200円。名前の通りキウイとパインのシロップに加え、ヨーグルトソース&ミルクソース、カラメル、グラノーラが仕込んであるという見かけより凝った構成のかき氷。前半さっぱり、後半はちょい甘&食べ応えありでおいしい。

 

北千住「TSUJI」プリン・ア・ラ・モード

プリン・ア・ラ・モード 1250円。プリンソースがかかったかき氷の上に載っているのは生クリームとアメリカンチェリー。カラメルソースが別添えで、かけるとプリン味が増します。これも見た目のシンプルさに反して、中に果物や砕いたラスクが入っていて食べてて楽しいかき氷でした。

 

 

前回は6月だったので並びましたが、今回の訪問(2022年1月)では、平日夕方にお店に行って数分待ちで入れました。Web予約などのシステムは今のところなしです。駅からちょっと遠いためか、おいしいのに空いてて穴場だなーと思います。