トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

チョコレート専門店が本気で取り組んだチョコレートかき氷の味は?:赤坂見附「MAMANO」

 「MAMANO 神様のチョコレート 赤坂見附本店」
東京都港区赤坂3-8-8 赤坂フローラルプラザビル一階
TEL:03-6441-2744 営業時間:10:00-23:00(平日)、 11:00~19:00(土)、12:00~17:00(日祝)無休

食べたのは…2014年7月
主な値段は…チョコレートスノーマウンテン(チョコかき氷) 840円


久しぶりの赤坂ネタです。赤坂に最近できたチョコレート屋さん「MAMANO(ママノ)」が、今年の6月からチョコレートのかき氷を始めた……と聞いて食べてきました。赤坂見附から徒歩1分、赤坂からでも5分くらいのところと、アクセス至便なお店です。

調べたらここ、平日23時までやってるんですね。すばらしい!(最近、平日の会社帰りにかき氷を食べられる店を探す、というのがマイブームなのです)基本的にテイクアウトのみ、お店の横の椅子に座って食べるというスタイルです。

そもそも、チョコレートのかき氷というのが非常にレア。トーキョーウジキントキをさかのぼっても、2009年に上野桜木の「パティシエ・イナムラ・ショウゾウ」で紹介したくらいしかありません。あとは台湾で、雪花氷(氷そのものに味をつけてあるかき氷)で「巧克力氷」を見かけたことがあるくらいです。さてさて、噂のチョコレートかき氷のお味は……?

 

チョコレートスノーマウンテン

 

 赤坂MAMANO「スノーマウンテン」840円。ミニサイズもあります。チョコレートで作った氷を削って、上にベリーやパイナップルなどフルーツを散らしてある……という構成。見た目は派手だけど、実はシンプルなかき氷。

 お味ですが……甘すぎず、くどすぎずおいしい!口溶けもふんわりしゃりっと軽やかで、台湾の雪花氷を思い出します(チョコな分だけこっちのほうがちょっと濃厚ですが)。私はチョコレートのジェラートよりこちらのほうが好きですね~。甘すぎないけど、しっかりチョコレートのおいしさを堪能できます。

 ただ私の場合、もともと「チョコレートは甘すぎて苦手だけどチョコレートドリンクは好き」というめんどくさい体質なので、あまり一般的な感想ではないかもしれません……もともとアイスやパフェよりかき氷が好きだし。実は、隣に座ってた女性客二人組は「おいしいけどものたりない、これならジェラートにすればよかった」としきりに文句を言っていました。おいしいと思うんだけどな~(苦笑)。

 

チョコレートスノーマウンテン

 削ってる様子はこんな感じ。お店の人に聞いたところ、チョコレートと牛乳だけで氷を作り、それを削っているそうです。普通の(水でできた)氷をかいてチョコレートシロップをかけるというのも試したそうですが、「チョコレートって油ですよね。水と油ってなじまないので、氷とチョコレートってなじまないんですよ。なので、チョコレートをそのまま氷にしたほうがおいしいし、たくさん召し上がっていただけるな、と」とのこと。

チョコレートスノーマウンテン

 

チョコレートスノーマウンテン

 チョコの氷には、南米・エクアドルで採れる高級カカオ「アリバカカオ」というカカオを使っているそうです。お店で販売している板チョコ「純アリバ」と同じもので、「純アリバを5枚食べるくらいチョコレートを堪能していただけます」とのこと。チョコレート好きの方の感想をぜひ聞きたいなあ。

 

チョコレートスノーマウンテン

 メニューはこんな感じ。チョコかき氷のほか、ボンボンショコラ、ジェラート、生チョコ、コンフィチュール、チョコチップスコーンなどいろいろあります。小さな小さなお店だけど、チョコ好きはきっと楽しめるはず。

 

チョコレートスノーマウンテン

 

チョコレートスノーマウンテン

 

チョコレートスノーマウンテン

 

チョコレートスノーマウンテン

 余談ですが……上述の「ジェラートにすればよかった」といっていた女性客二人組は、この容器にもものすごく文句を言っていました。「どうしてこんな容器にしたんだよ、これサラダ用じゃん」「スジのところにチョコレート残ってもったいないよね。最後に牛乳入れて飲みたいよね」とのことでした。まあ確かに言われてみればもったいないですね。スジの部分にいっぱいチョコが残っちゃうから……。

 

 お店の方、もしもこれを見ていたら、次の注文からでいいので容器の変更を検討してください、お願いします (^^;;