トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

カキ氷&カフェ フウリン堂で「桃のコンポート」氷を食べる(新高円寺)

フウリン堂(新高円寺)

カキ氷&カフェ フウリン堂(TwitterInstagram
東京都杉並区梅里2-13-4 
TEL: なし
食べたのは……2022年7月(通年提供)

 

去年新高円寺にオープンしたかき氷屋さんの「フウリン堂」。前から気になっていたのですがようやく訪問できました!

そもそも新高円寺駅に降りるのが初めて。丸ノ内線を降りててくてく歩いていくと、店頭に手書きのポスターが貼られた小さなインドカレー屋さん(?)が。初めてのはずなのになんだか初めてな気がしない……と一瞬考えて思い出しました。ああっ、ここはあのたどたどしくてクセになるネパール人の日本語ツイートで大バズり、「お花見には一斗缶ビリヤニ」で一躍有名になった「サラムナマステ」ではないですか。

twitter.com

 

「そうか、サラムナマステは高円寺と思ってたけど、新高円寺にあったんだ」なんて思いながらてくてく歩くこと数分、目的地のフウリン堂さんに到着しました。

 

DIY感あふれる飾り付けが素敵。なんかもう入り口からかわいい。「営氷中」の手書きの看板もかわいい(笑)

メニューは黒板に手書きのスタイル。1つには絞らずに2~3個候補を決めておきます。

「靴で上がっていいんですか?」と確認しながら中へ。お店の中も古民家テイストでDIY感満載、アンティークな小物なんかも飾ってあって楽しいです。

7月上旬、そろそろ桃のシーズンということもあって、「桃のコンポート」(1600円)をオーダー。おおっ、意外なビジュアルのが出てきたぞ。

桃のコンポート(フウリン堂)

桃のコンポート(フウリン堂)

大きな平皿にふわっと盛り付けたかき氷。こういうルックスの氷、たまにみかけますが食べやすいんですよね。カレー用みたいな大きなスプーンが添えられてます。

やわらかーくかいた氷はミルクベース。上にさっと煮てある桃の実がたっぷりと。桃を煮たシロップ、レアチーズ(多分)、さらにバジルソースが。甘さは軽く、バジルソースのおかげもあって、デザートみたいなお料理みたいなかき氷です。

数年前にネットで有名になった「桃モッツァレラ」というお料理がありますが、あれが好きな人はきっと好きなんじゃないかと。

見た目のボリュームよりも軽く食べられてしまったので、「もう一杯オーダーしてもいいですか……?」と訊ねたところ快くOKしてくれました。2杯目はこれ。

一見、抹茶のかき氷のように見えますが、さにあらず。縦位置のほうが分かりやすいかな?

「ピスタチオみるくとベリー ナッツクリーム入り」(1600円)。

最近はかき氷だけでなくピスタチオのお菓子やデザートがめちゃくちゃ増えてますが、「明らかにこれは市販のピスタチオペーストの味そのまんまだなあ」というものも少なくないんですよね。こちらのピスタチオ氷はもっとずっとナッツ感や炒った香ばしさを強く感じるもの。

クリームも技ありだしベリーもちゃんと載ってるし、中にもナッツクリームが入ってるんですが、ナッツっぽいピスタチオ味の印象がとっても強いかき氷でした。ピスタチオ氷ってホントお店によっていろんな味があって面白いなぁ……(なのでつい頼んでしまう)

フウリン堂さん、ほかにも「プティポワと玉ねぎのパンナコッタソース」とか「みそクリームとみるく(柿の種とペコリーノロマーノ入り!)」とか「プラムとココナッツブルーチーズソース」とか、どんな味だかまったく想像つかないかき氷がいろいろあって面白かったです。また食べにいかなくては……!