トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

蕪+おばけ!栗きんとん!芋!2022年に食べたお正月氷いろいろ

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前回、カフェ・クノップゥの「トラさん」をご紹介しました。今年(2022年)の1月はその他にもいくつかお正月氷を食べられたので、この記事では3つまとめてご紹介します。

カブのかき氷って何……?「氷おばけ」

今年食べたお正月氷の中で、一番意表を突く味、かつ美味しくて驚いたのが、新宿「氷おばけ」の正月氷です。

こちらは、西武新宿駅目の前の居酒屋で昼間だけ間借り営業しているかき氷屋さんです。凝った構成のかき氷が多く、てっぺんにメレンゲの小さいおばけが載っているのが特徴。

 

お正月氷は2種類あって、もう一つの「虎のチョコバナナクレープ氷」もすごく惹かれたたんですが、今回私が食べたのは「カブのフルーツ大福」(1600円)。名前の通り、カブのかき氷。野菜のカブです。白くて丸いかき氷の上には乾燥させたカブの葉っぱが飾ってあって、見た目もカブみたいになってます。凝ってる!!

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氷おばけ「カブのフルーツ大福」

「カブってかき氷になるの?」と思いつつ、外側の白あんクリームを一さじすくって食べると、ほんのり甘いけど確かにカブの味。不思議だ……でもおいしい……。

食べ進むと、ぎゅうひやいろんな果物、ポン菓子などが出てきて賑やか。カブの味……果物の味……ぎゅうひ……と思いながら食べるのが楽しいです。途中でメレンゲのお化けをかじったり。

西京味噌とはちみつを合わせたソースが付いてくるのも面白い。「こんなの初めて……!」という感じのかき氷でした。

氷おばけ

余談ですが、こちらのテーブルはポットのお湯と、ティーバッグや粉末コーヒー、昆布茶などが置いてあり、好きなものを飲んでくださいね、というスタイルなのも素敵。かき氷を待ってる時間ってそれなりに長いので、こういう心遣いはホントうれしいなぁと思います。

GOFUKU「栗きんとん」

砂町銀座の中にあるかき氷と焼きそばのお店「GOFUKU」。こちらのお正月氷「栗きんとん」(1400円)もおいしかったです。名前の通り、おせちをイメージしたかき氷。

GOFUKU「栗きんとん氷」

まーるいかき氷の上には、ぽってりした芋クリームと、芋満月(丸くスライスした芋けんぴ)、そしてつやつやな黒豆が。

 

真横からも撮ってみた

ぽってりしたクリームは、栗……ではなくさつまいもです。栗きんとんって、きんとんの部分はさつまいもですもんね。

芋クリームの甘さやトロみも丁度良い塩梅で、「うんうん、お芋のかき氷っておいしいよね」と思いながら食べ進むと、中からザクザクと栗の甘露煮がでてくる……というかき氷。なるほどこれは栗きんとんだ(笑)

 

ちなみにこちらのお店に来たら、せっかくなので焼きそばorいもフライもぜひ。両毛エリア(栃木・群馬)の懐かしの味が楽しめます。

全然ミニじゃないミニいもフライ

この日はかき氷のあとに「ミニいもフライ」(2本で150円)を食べたのですが、揚げたてですごくおいしかった……そして全然ミニじゃなかった……w オススメです!!

ひみつ堂「芋虎」

谷中銀座の奥にある超~有名店「ひみつ堂」。今時、かき氷機は大抵電動なのですが、こちらは手回しのかき氷機でかき氷を作っている珍しいお店でもあります。過去にも何回かご紹介しているのでよかったらご覧下さい。

ice.hatenablog.jp

ice.hatenablog.jp

この日、ホントは栗のかき氷がお目当てで伺ったのです。ところがすぐ前で売り切れてしまって……残念無念。予定を変えて、「芋虎」を頼んでみました(たしか1400円)。明記はしてなかったんですが、お正月氷・干支氷と思っていいと思います。

登場した芋虎かき氷は、シロップをたっぷりかけて下にこぼしているひみつ堂さんらしいスタイル。なめらか~な芋クリームがたっぷりかかり、チョコレートシロップで模様が描かれて、目玉は黒豆……なるほど、だから虎なんですね。

何枚か写真を撮ったんだけどこの角度が一番トラっぽく見えるかな……

食べ進むと、中からもキャラメル氷が出てきます。全体的に、サツマイモプリンみたいなお味のかき氷。

そうそう、ひみつ堂さんでは、冬に行くとかき氷の他にグラタンも楽しめて、そちらも人気。この日も「闇グラタン」があってとっても気になってました。次はグラタンも食べよう……。