トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

超お上品宇治金時:青山「京はやしや」薄茶氷

「京はやしや」(WEB)
東京都渋谷区神宮前5-52-2 電話:03-3498-8700
毎週日曜 営業時間09:00〜17:30

食べたのは…2005年7月、2004年9月
主な値段は…薄茶氷 945円、雪山 1050円

京都に本店を置くお茶屋さん「京はやしや」の東京支店が、青山にあります。
日本茶のほか、紅茶、中国茶なども飲めますが、それよりもメニューがお茶づくしなのがすごい。甘味メニューのゼリーやわらび餅、寒天類に抹茶が練り込まれていたり、アイスクリームやソフトクリームが抹茶やほうじ茶味なのはもちろん、料理メニューも「抹茶雑炊」「茶飯(←お茶の葉が入ったチャーハン)」「ほうじ茶雑炊」「ぶぶ漬け」……とお茶だらけです。

さて、そんなお店のかき氷をご紹介。

薄茶氷 945円。うっ、美しい!(写真がヘボなのはご勘弁を)
サイズは中の中、というところでしょうか。

目をひかれるのは、なんといってもその氷のかきかたです。アップ写真も撮ってみたので、どうぞ〜。


クリックすると拡大します。

本サイトは「トーキョーウジキントキ」と銘打ってるくらいですので、私もいろんな宇治金時を食べてきておりますが、記憶をたどってみても、こんなにお上品な宇治金時はなかったかも…。

さて、いよいよ食べてみましょう。

かきかたが美しく、口溶けのいい氷といえば、なんといっても印象的なのが京都の「ぎょくえん」。あの芸術品のようにうつくしいかき氷を思い出しながらいただきました。

…あれ? 普通だ…。

ものすごくきれいにかいてあるだけに、一方的に期待しすぎたでしょうか。いや、普通以上においしいんですけど、でもイマイチ印象が…。

気を取り直して、抹茶部分をいただくことに。お茶カフェのかき氷ですから、もちろんお茶が命です。メニューには「高級抹茶『松の齢』を使い、お茶の味を大切にしました」とあります。期待しながらぱくり。

…あれ? 普通だ…。

お薄を冷たくしていただいてるようで、おいしいんですけど…でもそんなにインパクトがないかなあ、と…。

宇治金時といっても千差万別で、ちゃんと抹茶を点てず、抹茶シロップを使ってるようなお店も多いのです。そういうところに比べれば断然おいしいのですが、でも、イマイチ抹茶の味インパクト不足。虎屋茶寮や、紀の善で感じた感動はないなあ…。うう、残念。

家に帰ってきてから、京はやしやのサイトで松の齢の値段を調べてみました。30gで1575円、3種類ある抹茶の中で一番廉価なものです。…あ、あれ?(笑)

 ☆ ★ ☆ ☆ ★ ☆ ★ ☆

さて実は私、去年も「京はやしや」でかき氷をいただいています。
そのときいただいたのがこれ。

雪山1050円。抹茶氷、金時(あずき)、白玉の上にドンと氷ミルクがのり、さらに一番上に抹茶ソフトクリームが載っかった豪華版。
わかりにくいですが、これが実に大きいのです。ボウルサイズ(笑)

食べても食べても終わらない、巨大かきごおり…。おいしいんですけど、途中からさすがに苦行になってきました。さ、寒いよママン…(>_<)

この氷を食べる前に,抹茶雑炊を食べて身体を温めてあったはずなんですけど、かなり苦しみながら完食。ほかのかき氷と100円くらいしか違わないのに、あまりの盛りの良さに驚きました。これ、今年もこのサイズなのかなぁ…。

写真はないですが、このときにほうじ茶のかき氷もいただきました。「ほうじ茶のかき氷?」と思いきや、これがおいしい♪
茶寮都路里(これも京都が本店で東京に支店がある和カフェですね)のほうじ茶パフェがおいしかったことを思い出しました。

氷も抹茶もあずきも抹茶アイス/ソフトも、全部合格点。当然おいしいかき氷…のはずなんだけど、なぜかかき氷全体として見るとあまり印象に残らない、謎の京はやしやでした。私の相性が悪いのかなぁ…???

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