トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

ハロウィン限定氷がかわいすぎる!「クラフトカフェ」@南浦和

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クラフトカフェ

埼玉県さいたま市南区太田窪1695-1 TEL:048-882-0696  OPEN:11:00~18:00  定休日:木

食べたのは…2015年10月

主な値段は…ハロウィン氷 850円 魔女のマンゴー氷 700円

 

かき氷を通年で出すお店が増えてうれしいことは、秋には秋の、冬には冬のかき氷が食べられるようになったこと。真夏のさっぱりシロップ系かき氷もおいしいですが、秋~冬のもったりまったり系かき氷も大好きな私としては非常に楽しい季節なんです。

秋といえばここ数年ですっかりイベントとして定着した感じのハロウィン。浦和にある大好きなお店「クラフトカフェ」さんで食べたハロウィン氷がすごく可愛くておいしかったのでご紹介。

 

まず上の写真は、「ハロウィン氷」。北海道かぼちゃのパンプキンクリームの上にはコウモリがあやしく羽ばたく!もう一つ注目していただきたいのは、横に添えられたキャラメルクリーム。中から覗いているのは、よく見たらかわいいおばけ…☆

さすがクラフトカフェさん、可愛くて美味しいです。ミルクベース好きな方、かぼちゃ好きな方におすすめのかき氷。

もう一つハロウィン限定かき氷があったのでこちらもご紹介。

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こちらは「魔女のマンゴー氷」(Sサイズのみ)。マンゴーソースとレモンシロップを合わせてかけた酸っぱめ氷の上には、なんとレッドチリパウダー(!)。さらにお好みでタバスコをかけてくださいね…という意欲作。チリパウダーなしだと50円引きになります。

酸っぱいマンゴーに唐辛子&タバスコって、えー、おいしいのぉ?と思いながら食べたのですが……おおお、意外に合う☆

マンゴー+レモンシロップがすっぱめなので、添えられたミルクをかけて甘くして食べてもいいのですが、私はついつい面白がってタバスコばっかりかけて食べてしまいました。

クラフトカフェさんはかき氷を始めて3年目くらいのはずですが、こうした期間限定メニューが毎回おいしくて楽しくてついつい足を運んでしまうお店です。せっかくなので、以下、過去に食べたかき氷の写真も貼っておきますね。

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イップストロベリー。もうもう、私これが本当に大好きで。冬場のいちごシーズンに登場するんですが、見かけると毎回食べてます(笑)

 

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ゆずあん。柚子シロップがかかり、中に白あん、上にはお茶のパウダーが。キレイ!

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ベルガモット檸檬。お酒を使ったオトナな味。さっぱり美味。

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これは何だったかなあ……キャラメル+チーズクリーム系だったと思います。別添えでホールの黒胡椒がついてきて、自分でガリガリ胡椒を潰してかけて食べるとピリッとアクセントになっておいしかった。

 

そういえば、2014年のお正月もすごかったんですよ!気になる方は以前の記事を読んでくださいね。来年のお正月も食べられるかな?

ice.hatenablog.jp

 

「F氷」のFはFourのF:名古屋「ささやなぎ」

ささやなぎ

愛知県名古屋市中村区名駅南1丁目17-2 西広小路ビル 1F 営業期間:7月1日~9月31日 営業時間:12時~19時 月曜休

食べたのは……2015年8月
主な値段は……F氷 700円 紅茶レモンミルク 630円

 

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今年の夏はまっっっっっっっったくトーキョーウジキントキを更新できずに終わってしまい(最後の更新が6月ってどういうことよ>自分)、楽しみにしていただいていた方には本当に申し訳ありませんでした。夏は終わってしまったけど、かき氷好きさんはむしろ行列なしで食べられるこれからがベストシーズンだよね、ということでおそるおそる更新再開したいと思っています。

 

今年の夏は、世間的には過去最高といっていいくらいの「かき氷ブーム」でありました。テレビだと『マツコの知らない世界』であさこさんが出てた回は相当面白かったし(あのラインナップを行列に並ばずにスタジオで食べられるなんて、あさこさん&マツコさん本当に羨ましい……)、雑誌だと『SAVVY』の「関西のかき氷」特集の号は文字通り完全保存版の素晴らしいデキだったし。

私が今年出たのは『Hanako』のひんやりスイーツ特集(1093号、詳細はこちら→)の中の、かき氷座談会という企画。かき氷好き歴10年以上の4人(aiさん、あやめさん、原田麻子さん、私)が、かき氷のいろいろをかなり突っ込んで話し合う……という内容で、相当ディープな内容になっていました。1時間半以上話してた気がするけど(まだまだ話せたけどw)、あれを4ページにまとめたライターさんはエライ!と思った次第。

で、その座談会で私、名古屋の「F氷」の話をしたんですよね。そういえばトーキョーウジキントキでF氷の話書いてなかったな……と思い、名古屋に行って食べてきましたよ、ふっふっふ。

ということで、大変前置きが長くなりましたがここからが本番。今回は、名古屋・ささやなぎの「F氷」のお話です。 名古屋の話ですが、東京担当ayanoがお送りいたします*1

 

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「F氷」って面白い名前ですよね。写真がそのF氷です。色を見てなんとなく分かると思いますが、(1)紅茶、(2)ミルク、あと色がないところに(3)レモンがかかっていて……

*1:といいつつ、ほまめさんと一緒に食べましたw

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福島県で一年中かき氷を出すお店は、おばちゃんの優しさもかき氷もスペシャルだった:喜多方「うらら」

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うらら

福島県喜多方市西四ッ谷324 TEL : 0241-24-2529 営業時間:11~19時 定休日:不定休(夏期は無休)

食べたのは…2015年3月 主な値段は…フルーツ白玉氷 650円 うらら特製氷 650円

 

ある3月の週末のこと。福島県喜多方市の駅から続く広い道を、私はてくてくと歩いていました。私の向かう先は「うらら」という名の甘味処。冬はめっぽう寒い福島県なのに、なんと通年でかき氷が食べられるというんです。みちのく・喜多方の街はまだまだ肌寒く、とてもかき氷という気分ではないのですが、本当にかき氷が食べられるのだろうか……。

喜多方駅から15分くらい歩いたところで、目的地の甘味処「うらら」に到着。

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入り口横の大きな看板に目が釘付け。

「噂の氷 年中商う氷 甘味処うらら」

……本当だ!本当に通年でかき氷やってる!!!!!繰り返すようですが3月の喜多方はまだまだ肌寒い。街のあちこちには溶け残りの雪が積もっていて、私は薄手とはいえダウンを着て歩いているのです。東北はそもそもそれほどかき氷に熱心ではないエリアのはずなのに、まさかの通年営業……。

 

ちょっぴり(実はけっこう)感動しながら中に入ったところ、そこはなんというか、異様にアットホームな空間でした。客席は半分がテーブル席、半分が靴を脱いで上がる畳敷きになっており、畳敷きエリアにはすでに先客が。疲れた顔の20代半ばくらいの男性が、こたつに入って背中をまるめて店の女主人(以下おばちゃん)と人生相談をしています。お店のはずなのに、というか内装は普通に甘味処なのに、なぜか一般家庭の居間に紛れ込んでしまったような妙なくつろぎ感が漂っている……。

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店内はこんな感じ。

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私が座った椅子席の後ろの棚には細々といろいろな物が飾られていました。なぜかこんなものも(畳のサイズと見比べるとミニチュアなのが分かるはず)。

見るからに初めて来た感じで戸惑っている私たちを見て、おばちゃんは優しく話しかけてくれます。メニューを見ると甘味や食事などいろいろある……けど、今日は私はかき氷を食べる気まんまんなのよ!

 

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値段は全体的に安く、かき氷もこれくらいの値段です。なのに、私たち(2人連れです)がかき氷を2つ頼もうとすると「うちのかき氷大きいから、まずは一つ頼んで、食べられそうならもう一つ追加したほうがいいですよ」と優しいアドバイス。えっ、そんなに大きいんですか……。

悩んだ末に頼んだのがこれ。

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うらら特製氷水、650円。写真だと分かりづらいですが、たしかにこれは大きい。ミルク多めの宇治金時の中に、ドーンとバニラアイスが入っています。食べてみると氷がみっしり粉雪のようなかき氷で、見た目よりも相当食べ応えがある……。自家製のあんこがおいしくて、あんこで粉雪の山のような氷を食べるかき氷です。これは確かに、かき氷食べ慣れてないと一人一つ食べるのキツイかも。しかも今はまだまだ寒いし(繰り返すようですが食べたのは3月、そしてここは福島県です)。

 

確かにこれは食べ応えあるなあと思いつつももちろん完食、そしてかき氷のつもりで「もう一つ食べるなら何がお勧めですかね?」とおばちゃんに聞いてみました。おばちゃんの答えは「うちのお勧めはパフェなのよ~。いちごパフェとかおいしいわよ。夏以外にかき氷を食べるのはみんな観光客さんなのよね」とのこと。えぇっと……そう言われるとかき氷を食べづらいんですけど……^^;;

 

とはいえ、かき氷ブログなのに1人1杯かき氷を食べずに帰るわけにはいかない!「いちごパフェも気になるけど、かき氷をもう一杯食べるかどうか迷ってるんです」と言ったところ、「じゃあ、いちごパフェっぽくかき氷を作ってあげる」と言われて頼んだのは、フルーツ白玉氷水、650円。

 

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フルーツ白玉氷は、下に小豆ミルクをしくか、イチゴミルクにするか選べます。さっき宇治金時を食べたので今度はいちごミルクにしてみました。このかき氷も大きい!市販のいちごシロップとミルクがベースですが、中にはフルーツがたっぷり、白玉やミルクゼリーやぎゅうひがゴロゴロ入っていて、うらら特製氷水以上の食べ応えかも。かき氷だけど一つ食べたら満腹です……。

そんなわけで、福島県のまさかの通年かき氷店「うらら」は、なんとも味のある忘れられないお店でありました。人生相談してた若者のほかにも、近所のおばちゃんたちがやってきたり、おしゃべりだけして帰っちゃうおじさんがいたりと、非常に地元のみなさんに愛されている感が素敵。なによりおばちゃんの懐深いおおらかな優しさが素敵で忘れられないお店になりました。

喜多方へ行くことがあったら、「うらら」へぜひ行ってみてください。かき氷はほんとうにボリューミーなので、無理してまで食べなくてもいいです(かき氷おいしいけど)。多分あの感じならあんみつやパフェも絶対おいしいはず!

 

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お店を出て振り返ったら、なぜこんなにかき氷が大きいのか、外にその理由が書いてありました。おばちゃん、やっぱりいい人だ……。

 

富士山の上のかき氷はふわっふわでてんこ盛り!:富士宮「雲上かき氷 / UNJYO Coffee」

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雲上かき氷 / UNJYO Coffee(WEB

静岡県富士宮市山宮3362 TEL:0544-58-7898  営業時間:9時~18時(火曜は12時~)、 日曜休業

食べたのは…2015年5月 主な値段は…いちご屋さんのいちご練乳 750円、練乳ココア 700円、マンゴー練乳 850円

 

クルマじゃないととても行けないかき氷屋さんがある……ということで、氷好きの友人四人でドライブに行ってきました。日曜日は休みなので、土曜日にしましょう……と、ある春の土曜日にドライブ決行。

最寄りは富士宮ということになるんですかね、そこから富士山の五合目に向かって道を上がっていったところに「雲上かき氷 / UNJYO Coffee」というかき氷屋さん/コーヒーやさんがあります。一応簡単な客席はあって、屋根もついているけど、半野天のような雰囲気。 

氷をかいたり珈琲を入れたりしているのは小さな小さな小屋。ここで先にお会計を済ませて好きな席で待っていると、お店の人がしずしずと大きなかき氷を持ってやってきます。 

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おお、大きい!

かき氷のサイズはかなり大きめ。でもふわふわと軽くかいてあるのが見て分かります。見かけよりは軽く食べられそうです。友人が頼んでいたのは、一番人気だという「いちご屋さんのいちご練乳」。あ、シロップは最初からかけてあるわけじゃなくて自分でかけるんですね……ということでかけるとこんな感じ。

 

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手作りっぽいいちごソースは甘酸っぱくていちごそのまま、というお味。うん、おいしい 。氷の軽さとソースの軽さもよくあっています。

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こちらはマンゴー練乳。中に富士山の水で作ったゼリーが仕込んでありました。

 

そうそう、富士山の水で思い出した。大事なことを書かなくては。こちらのお店では、富士山バナジウム水というお水を販売しています(富士山のバナジウム水)。おそらく、このあたりのわき水なのだと思いますが、1リットル30円と非常にお安い。

お店の人に聞いたところ、このお店でかき氷に使っている氷は、このバナジウム水をゆっくりと大きな冷凍庫で2-3日かけて凍らせたものだということでした。そう、このあたりはお水がおいしいんですよね。

ここからちょっと余談です。バナジウム水と関係があるのかどうかは私も調べ切れてないのですが、今年あたりから富士山の水を使って作る「富士山の天然氷」が出回りつつあります→

 これまで日本の天然氷は、日光、軽井沢、秩父のみだったのですが、今年は富士山が出回るんですかね……都内のかき氷屋さんではちらほらと富士山天然氷の採用を決めているところもあるので、私もそのうちどこかで食べられると思います。

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クレープ屋さんのいちご氷は、甘酸っぱくてしっとり軽い食べ心地:札幌「ninoクレープ」

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nino(WEB)

札幌市豊平区月寒東2条6丁目1-17(地下鉄 月寒中央駅から徒歩5~10分) TEL : ? 営業時間:4~10月10時~19時 11~3月まで11時~18時 定休日:毎週木曜日(ほか不定休あり)

食べたのは…2015年5月 主な値段は…いちご 600円

 

トーキョーウジキントキを始めて12年以上ですが、北海道のかき氷をご紹介するのはこれが初めてです。ん~、嬉しいですねえ…☆

さて今回ご紹介するのは、札幌市は月寒にあるおからクレープのお店「nino」のかき氷。クレープが本業なのですが*1、ここのかき氷がおいしいよ、という噂を聞いて訪問してみることに。

DIY感あふれるかわいらしいお店に入ると、すぐにクレープを焼くカウンターが。その前にクレープのメニューが数冊と、小さなホワイトボードに書かれたかき氷のメニューがあります。

私が行ったときは、いちご、グレープフルーツ、チョコミントと3種類のかき氷がありました。ちょっと迷っていちごを注文。

出てきたいちご氷が、上の写真です。サイズは普通かやや小さめか、というところ。いちごシロップはいちごの果肉から作った手作りらしいもので、甘酸っぱくてつぶつぶでとってもおいしい。氷のかき加減もふわしゃりで心地よく、あっという間にぺろりと食べ終わってしまいました。う~ん、おいしい~♪

もう一杯かき氷を食べてもよかったのですが、やっぱりクレープ屋さんなのだからクレープ食べてみよう、と思ってシンプルなのを注文。

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焼きたての温かいクレープが食べたかったので、シンプルにバターシュガーのクレープを(300円)。おお、クレープ生地そのものがもちもちでおいしい!こちらも軽い食感です。次機会があったら、生クリーム系かカスタードクリーム系クレープを食べてみたいなあ。ラムレーズンカスタードが気になりすぎました。

かき氷&クレープをいただいたあとにお店の方とお話ししたのですが、催事でちょこちょこ東京などにも来ているそう。なので、うまくすると北海道以外でもクレープはいただけそうです。

かき氷を食べながら、「このこんもり丸い盛り付けや、シロップと氷のしっとり感、食べた後の軽さがねいろ屋さんを思い出すなあ~」と思っていました。ねいろ屋さんのかき氷が好きな人は、きっとここのかき氷も好みなんじゃないかなと思います。ごちそうさまでした!

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*1:私が行ったときはおやきもありました。関東でいう今川焼き風?持って帰ったらとてもおいしかった!

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遊び心満載、色とりどりのかき氷!しかもどれもおいしい:上総一ノ宮「赤七屋」

https://instagram.com/p/1Fd3OUOgAW/

「上総一ノ宮 こおり 赤七屋」(WebTwitter

〒299-4301 千葉県長生郡一宮町一宮3030(玉前神社参道) TEL:0475-36-3252 営業時間:10:00~18:00 定休日:毎週水曜日、木曜日

食べたのは……2015年4月
主な値段は……イチゴの町のいちごミルク 700円、みぞれフルーツポンチ 700円、チョコミン党 700円

 

埜庵10周年の話に続き、今週もかき氷話書きますよ~。

しばらくのあいだは、週に一回、土曜日か日曜日に更新していこうと思っています。まだ夏じゃないのに更新を再開しようと思った理由は、最近、一年中かき氷を出すお店がとても増えたから。この時期にトーキョーウジキントキを見て下さるようなかたは本当にかき氷好きな方だと思うんですよね。なので、とりあえず、夏までの間は通年でかき氷を出しているお店を優先度高く紹介しようと思っています。東京以外にも、だんだん増えてきてるんですよ!

ということで前置きが長くなりました。今回ご紹介するのは、千葉県は上総一ノ宮にある「赤七屋」さん。文字通り上総国(千葉県)の一ノ宮、玉前神社のすぐ近くにあるカフェで、通年でかき氷&静岡おでんを提供しています。私が行ったときは残念ながら静岡おでんは売り切れだったのですが、友人と二人で4種類のかき氷を堪能してきました。

今回、大変、大変悔しいことにデジカメで撮った写真が行方不明なため、Instagramに投稿したスマホ写真でご紹介します(次行ったら写真撮って差し替えます。ううう) 

古い蔵を改造してつくった雰囲気のいいカフェは、寒い日でもぽかぽか。膝掛けもあって、寒い日でもかき氷を食べてほしいという気遣いが伝わってきます。一番上に載せたかわいらしいメニューは奥様の手描きなのだそう。可愛いのはメニューだけでなくて……

https://instagram.com/p/1FfHPdugBx/

テーブルの上もこんな感じです。かわいい(笑)

さて、いよいよかき氷写真を。

https://instagram.com/p/1Fm82qugMy/

これ、なんだ…?!という見かけですが、かき氷なんです。黒糖クリームきなこと抹茶、700円。食べてみると……おおお、おいしー!(驚) 黒糖入りの生クリームの上に、ほろ苦の抹茶、きなこがいい感じ。抹茶を粉のままかけるお店、久しぶりです。いやー、おいしい、おいしいわー。

https://instagram.com/p/1FgTcrOgDV/

イチゴの町のいちごミルク、700円。いちごおいしーい。ミルクいらないくらいおいしい……って、さっきからおいしいしか書いてないなぁ(笑)。外観も真っ赤ですが、食べると中からいちごゴロゴロ出てきます。

 

https://instagram.com/p/1FnXZ4ugNU/

チョコミン党、700円。友人が頼んでくれました。チョコミントのかき氷って、珍しいですよね~。ミントクリームの上にチョコレートを散らし、カクテルのグラスホッパーを意識してるそうです。面白い!

私は普段ほとんどチョコミントって食べないのですが、これはおいしくいただけました。店主さんご自身が「グラスホッパーのイメージ」とおっしゃってた通り、多分、ミントのスースー感が弱くて、全体的に甘めに振った味の構成だから、ミントチョコを食べ付けてない私でもおいしく感じたのかも。逆にチョコミントマニアには、物足りない可能性大です(そういう意見も聞きました)。

 

https://instagram.com/p/1FhuADugFD/

みぞれフルーツポンチ、700円。一見ものすごくシンプルなかき氷ですが、レモンとみぞれのさっぱり氷の中に、いちごや夏みかん、バナナなどがゴロゴロと入っている氷です。これもおいしいなぁ~。

 

お店は5/24でちょうど一周年(おめでとうございます!)。地元のお客さんはやはり「一年中かき氷やってるの?」という雰囲気なのだそうで、そういうところで通年でかき氷屋さんをやろうという心意気が素晴らしいと思います。実際、かき氷を食べ慣れていない人が「あっ、かき氷ってこんなにおいしいんだ」と思ってくれそうなかき氷なのです。私の中ではなんとなく、埜庵にイメージが近いお店なんですよね。

新しいお店と思えないくらい何を食べてもおいしいしオペレーションもバッチリで、なにより、ここのかき氷、すごく私の好みのツボでした……ほかのかき氷も食べたいので、今度はもう少し大勢で行きたいなーと思っています。そうだ、次こそ静岡おでんを食べなくちゃ♪

千葉県はおいしいかき氷屋さんが少ないのですが、最近だんだん増えてきていて嬉しい限り。私ももうちょっと頑張って開拓したいなーと思っています。トーキョーウジキントキで紹介している千葉県のお店は、そういえば夏以外も提供しているところばかりかも……以下にリンクを貼っておくので、ぜひ読んでくださいね。

 

ice.hatenablog.jp

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祝・鵠沼海岸で10周年!元祖かき氷専門店「埜庵」の今

https://instagram.com/p/2fMzCqugPn/

埜庵(WEB)

神奈川県藤沢市鵠沼海岸3-5-11 TEL : 0466-33-2500 営業時間:11:00 - 18:00  定休日:毎週月、火曜日

食べたのは…2015年5月 主な値段は…みるく杏仁いちご 850円(多分)、パイナップルヨーグルト 850円(多分)

 

ご無沙汰してます! トーキョーウジキントキ東京担当、ayanoです。夏にはまだちょっと早いけど、けっこう最近暑いのと、どうしても5月のうちに書きたい話題があったので更新再開したいと思います。

2015年5月、かき氷専門店のパイオニアである「埜庵」が、鵠沼海岸で開店して10周年を迎えました。「10周年おめでとうございます!」と店主の石附さんに伝えたくて、久しぶりに行ってきました。

埜庵は鵠沼海岸に現在のお店を開く前、鎌倉で営業してたんですよね(当時は小町通り近くの簡易な作りのお店でした。詳しくは→)。鎌倉のお店がオープンしたのが2003年で、実はトーキョーウジキントキが始まった年と同じ。今と違いかき氷を夏場以外に食べる人なんてほとんどいなかった時期に、通年でかき氷専門店を開くというある意味無謀なチャレンジをし、今は季節を問わずお客が絶えない人気店に育て上げた石附さんを、私は内心密かに、実はかなり尊敬しているのです*1

去年か一昨年だったと思うのですが、鵠沼海岸から移転する……なんて話もちょっと出ていたのですが、結局それはなくなって、今の場所でお店を続けるということが正式に決まったとのこと。それを聞いて、改めて「10周年おめでとうございます」とおしゃべりがてら、久しぶりの埜庵のかき氷をいただきにいったのでした。

私たちが行ったときはちょうどお客が途切れたタイミングだったので、しばらく石附さん(と常連のお客さん)と「移転の話がなくなったので、少しベランダ手を入れたんだー」とか、お弟子さんのお店の話とか四方山話を。

埜庵には将来お店を開きたいという人が修行にやってくるのですが、石附さんは2~3年で必ず卒業させることにしているのだそう。最近オープンのお弟子さんのお店は、旭川の「hifumi」(2014年12月オープン)と沖縄の「瑠庵」(るーあん、今月末くらいにオープン?)と見事に日本の端と端(笑)。旭川も沖縄も東京からはなかなか行けないけど、いつかトーキョーウジキントキでもご紹介したいものです。

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というわけで久しぶりの埜庵のかき氷、みるく杏仁いちごもパイナップルヨーグルトも、どちらも安定のおいしさでした。きゃらめる氷も食べたかったけど、そのあともあったので我慢我慢……。

私自身最近ご無沙汰してたし、ここのところかき氷屋さんは毎年新店ラッシュなのでメディアの露出は減ってるけど、昨今のかき氷ブームを考える上でここはやはり偉大なお店だな、と改めて。基本店主が削ってなくて、結構なキャパシティに対応できて、しかも夏場のハイシーズンでも必ず一定以上のレベルを保ててるかき氷屋さんってここくらいだと思うんですよね、少なくとも関東では。

というわけでいろいろ書きましたが、石附さん、鵠沼で10周年、鎌倉から数えると12周年、本当におめでとうございます。これからもかき氷専門店のパイオニアとして、世においしいかき氷を広めてください!

 

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参考:埜庵のかき氷が好きな人におすすめの本

かき氷専門店・埜庵 お家でいただく、ごちそうかき氷
 

 

なぜ、真冬のかき氷屋に行列ができるのか?

なぜ、真冬のかき氷屋に行列ができるのか?

 

 

かき氷屋 埜庵の12カ月

かき氷屋 埜庵の12カ月

 

 

埜庵のかき氷について過去のエントリはこちらを。

*1:なーんて書くと、「じゃあもっとしょっちゅう食べに来てよ!」と言われちゃいそうだ……^^;;

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