手回しのかき氷機+果物+天然氷=絶品:京都「GION-NITI」
GION-NITI(WEB)
京都市東山区祗園町南側570-8 電話: 075-525-7128
営業時間:11:00〜18:00、不定休
食べたのは……2010年8月
主な値段は……天然氷のかき氷+季節の生果実 1000円 他(2010年の価格)
2010年京都夏合宿、最後にご紹介するのは祇園の「NITI(にち)」というお店です。ちょっと横道を入ったところに「日光天然氷」ののれんがゆらゆら揺れているのを見て、ほまめさんが「気になるから入ってみようよ」と。
実はこのときぎおん徳屋に入った直後で、あまりかき氷な気分でもなかったのですが……。結論から言います。ほまめさんのかき氷の勘、素晴らしい。
日光の天然氷と、そのときおいしい果物を使ったかき氷。氷のかき方も色も美しい!この色、何のかき氷か分かります?
実は、イチジクのかき氷なんです。食べてると、中から、ほら。
こちらのかき氷は季節によって種類が変わるようで、私たちが行ったとき(2010年8月半ば)はイチジク、マンゴー、桃、宇治抹茶の4種類でした(宇治抹茶は果物じゃないけど)。
こちらのお店、本来はバーなのです。なので、夜はバーとして、昼間はカフェとして営業して……というスタイル*1。まだオープンして間もないお店で、中はピカピカだし、内装も調度品もグラスなどの食器類もいちいち素敵。いやみじゃない高級感が漂っています。
そんな素敵なお店なのに、かき氷機は昔ながらの手回しのもの。珍しい!モダンなお店に手回しかき氷機、っていうギャップがまたいいんですよね。手回しのかき氷機を使ってるお店というと、パーラー江古田、石ばし、トーキョーウジキントキで紹介してないお店をいれても、あと2〜3店くらいしか私は思い出せないのです。
さてこちら、タグも付けているとおり天然氷を使っています。見覚えのあるのれんを見て「これ、四代目氷屋徳次郎の氷かな?」と思ってお店の人に聞いてみたところ、あたりでした。氷屋徳次郎といえば、2008年から都内のデパートに出店したり、老舗の甘味処と組んだり、非常に精力的に天然氷のプロモーションを行っている氷屋さんです*2。日光霧降高原の直営店で食べたかき氷もおいしかったし、氷のかきかたや盛りつけかたもちょっと似ているけど、NITIのかき氷をいただきながら「すごい。本家を超えてる…」と感心した私でありました。
……というわけで結論。京都ってやっぱり、かき氷レベルの高い街ですねぇ(溜息)
#追記:2011年にお店のサイトを確認したところ、現在かき氷は1200円のようです。