トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

手塚治虫かはたまた藤子・F・不二雄か……:京都「梅園」

梅園 河原町
京都府京都市中京区河原町六角上ル東側山崎町234-4 電話:075-221-5017
営業時間:10:30〜19:30、無休

食べたのは……2007年5月
主な値段は……宇治ミルク白玉 800円 他

いまから3カ月ほど前の話。5月下旬に、京都旅行へ行ってきました。目的は相国寺承天閣美術館若冲展を見に行くことだったんですが、道中一回だけかき氷を食べたので、そのときのお話を。

トーキョーウジキントキでも数軒ご紹介してますが、甘味処のレベルが高い京都は、かき氷のレベルも高いのです。「ぎょくえん」「中村軒」など、3年経った今でも鮮烈にその姿を思い出せるかき氷もあるくらい。今回はぎょくえんに行くも営業しておらず、「ああ、どこに行こう……」と河原町を歩いていてでくわしたのが、梅園 河原町店。梅園には2004年にも行ってるんですが、そのときは清水寺に近いお店だったんですよね。


Mさんが注文した宇治ミルク白玉(多分)、800円。ふんわりとした氷にまんべんなく抹茶と練乳がかけられ、周りには白玉がたっぷりと。柔らかな氷で、おいしくいただきました。

私ももちろんかき氷を注文したのですが、供されたかき氷を観て、Mさんも私も思わず笑ってしまったのでした。だって……


だって、やってきたかき氷、これだもの。手塚治虫藤子・F・不二雄のベレー帽か、というビジュアルに、一瞬言葉を失ったあとで大笑い。

こちらは「ベレー帽氷」……じゃなくて、「黒糖志るこ」850円。黒糖、つまり黒蜜のかき氷の上に、志るこすなわちこしあんがたっぷりと載っかっているかき氷です。京都に行くと、黒蜜のかき氷がたくさんあるのが嬉しい私。しかももともとつぶあんよりこしあん派で、「氷しるこ」の文字を見ると思わず頼みたくなっちゃうんですよね……そんなわけで「じゃあ黒蜜とこしあんと両方!!」と欲張ったところ、こんなにものすごい氷がでてきちゃったのでした。

で、こちらの黒糖志るこ。おいしいのはおいしかったんですが、黒蜜もこしあんもたっぷり(単体でかき氷として成り立つほど)の量がかかっていたので、甘さもダブル。「おいしい…けど甘い…」と涙目になりながら完食したのでした。梅園さんのせいじゃないの、私が欲張ったのが悪かっただけ……次回はどっちかにしたいと思います。

この甘さが効いて、その後イノダコーヒに行ったときも甘いモノを食べる気にならず。前日は甘いモノを食べまくっていたのに、この日はかき氷で撃沈しちゃったのでありました。

梅園 河原町店

食べログ 梅園 河原町店

梅園 清水店

食べログ 梅園 清水店