トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

正統派かき氷の美しさに惚れ惚れ:銀座・松崎煎餅「抹茶とあずきのかき氷」

松崎煎餅 お茶席
東京都中央区銀座4-3-11 電話:03-3561-9815(1階煎餅売店は03-3561-9817)
営業時間:11時〜19時(日曜〜木曜、祭日)、11時〜20時(金曜、土曜)

食べたのは……2007年7月
主な値段は……抹茶とあずきのかき氷 1050円

老舗のお煎餅屋さん「松崎煎餅」。銀座四丁目交差点からも遠くない一等地にお店があります。お煎餅を売っている1階の店舗の上に喫茶があり、ここで出しているかき氷がおいしいらしい……ということで行ってきました。「和風ホットケーキ」950円にかなり心惹かれつつも、初志貫徹で「抹茶とあずきのかき氷」を注文。


こんもりと山になったかき氷には、抹茶シロップがたっぷりとかけられています。横にはつやつやと光るつぶあんと、白く輝く白玉が。美しい〜♪♪

氷のかきかたは細長く、十条「だるまや」を思い出す氷です。ちゃんと抹茶を点てて作ったと思われる抹茶蜜はちゃんとお茶の味で美味。つぶあんもしっかりおいしく、「さすが銀座の甘味処!」と思わせるかき氷。

特筆すべきは白玉。2つついてくる白玉は、おそらく注文してからゆでているのでしょう。作りたての白玉は、もちもちぷりぷり、適度な水気で、つぶあんを絡めながらいただくとかなり幸せ気分。「おいし〜い!!」と心の中で快哉を叫んでしまいました。余談ですが、白玉はかき氷のなかに埋めておくとどうしても固くなってしまうので、早めに食べるか、氷に触れないところによけておくことをお勧めします。


1階のお店は小さいのに、2階はちょっとびっくりするくらい広い店内。1階の写真は続きをクリック。


1階はお煎餅の売店になっており、こんな感じです。

ここのかき氷、結構量があるので、食べ終わると氷で体が冷えますが、一緒に出てくる焙じ茶で口の中の温度が元に戻ります。よく気が付く店員さんが、適宜お茶を入れてくれるのも、冷えた体には有り難く。やっぱり、氷を食べたあとは、お水じゃなくてお茶がおいしいですよね。

広々して気持ちいい店内、よく気が付いてきびきびとした接客に、いい気分でお店を出たのでした。かき氷1050円は安くはないですが、満足満足。(銀座ではかき氷1000円が普通なんです……)