トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

軽井沢で天然氷!:シブレット「宇治みるく金時」

「シブレット」
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢668  電話:0267-42-2222
営業期間は4月下旬〜11月上旬で不定休(7月中旬〜9月中旬は無休)

食べたのは・・・2005年9月
主な値段・・・・・宇治みるく金時 720円、マンゴみるく 680円

軽井沢銀座通りの端にある、軽井沢ショッピングアレイの奥にあるお店がシブレット。
一見ただの喫茶店なのですが、ここの氷が実にとんでもないかき氷なのです。


手前が宇治みるく金時で、奥がマンゴみるくです。

何がすごいって、まずその大きさ。かき氷がしずしずと運ばれてくると、店の外に居た人たちの目が釘付けになるくらい…メニューをよく見ると「3人以上で1つのかき氷を注文するのはやめてください」と書いてあります。要するに、2人でシェアはOKということ。このサイズを見たら納得です。

どれくらい大きいか、比較用写真も撮ってみました。


500mlペットボトルと並べてみたところ。このサイズ、ありえないでしょう…?

さて、肝心のお味のほうですが…おいしい!すごくおいしい氷です。
軽井沢の天然氷を使っており、口に入れると、なんとも氷が柔らかいのです。少し細長くかいてあるのですが、口当たりは「シャクシャク」ではなくて、「ふわっ」という感じ。

それだけ柔らかい氷なのに、サービス満点なことにソースがざばざばとかけられているので、どんどん溶けてきます。9月の軽井沢は全然暑くないんですが、それでも溶けます。うわー、急いで食べないとシェイク状になってしまう…。

宇治みるく金時は、あずきがたっぷり、ミルクもたっぷりでものすごくおなかいっぱいになる氷でした。宇治(抹茶)はそんなにインパクト強くないんですが、ミルクとのなじみがいいので、おいしくいただけます。

さらにおいしかったのがマンゴみるく。おいしいマンゴージュースの味です。最後に溶けた氷水は、ミルク分たっぷりなのでマンゴシェイクみたい。個人的にはみるくがないただのマンゴのほうがおいしいかなとも思いましたが、でもマンゴみるく美味しかったです。

氷のおいしさに比べると、かかっているシロップの一つ一つはインパクトが弱いのですが、なにしろ氷がおいしいので、全体としてとてもおいしいかき氷になっています。おいしくなかったら、あの巨大サイズの氷を、涼しい中一人一つなんてとても食べられません…。

さてさて、これまで「天然氷」をうたっているところで、合計5カ所の氷を食べました。

どこもそれぞれに氷の味や口溶けが違う(ような気がする)のが面白いところです。ちなみに、秩父鵠沼は同じ秩父の氷。だるまやの氷は日光か軽井沢から仕入れるそうで、私が食べたときは日光という話でした。上にも書きましたが、軽井沢の氷はほんとに柔らかい。


シブレットの隣には、ちゃんと氷屋さん「渡辺商会」の張り紙が。ちなみに、渡辺商会の氷は周りのお店でも使われています。同じ軽井沢銀座通りに店を構えている有名どころでは、和菓子屋さんの「ちもと」がやはり渡辺商会の氷を使ったかき氷を出しています。

シブレットのかき氷はとてもおいしかったんですが、宇治金時、マンゴ共に、「かかっているシロップがゆるめ&量たっぷり」だったので、できれば天然氷自体の味をもっと楽しめるよう「濃いめのシロップが量少なめにかかってる」タイプのかき氷も食べてみたいところ。できれば次回はほかのお店で食べてみたいなあ〜なんて思いました。

シブレット

食べログ シブレット