【閉店】昭和な甘味処には氷あんみつが生き残っていた:高田馬場「高野家」
高野家
東京都新宿区高田馬場2-2-3
食べたのは…2010年8月
最初から「閉店」と書き添えてブログを書くのは初めての経験です。でも、この話はどうしても書いておきたくて……。
昨年(2010年)の夏、何年も気になりながら行ったことがなかった甘味処に行ってきました。「高野家」というそのお店は、高田馬場駅を降りて、早稲田と反対側へ坂道を登っていったところにあります。大通り沿いの結構な一等地にあるんですが、昭和の薫り漂うレトロな甘味処(詳しくは後述)。店に入って壁に貼られた手書きの短冊メニューを見ると、かき氷は結構たくさんの種類があります。迷った中から注文したのはこれ。
氷あんみつ、450円。これ、意外とありそうでない(出してる店が少ない)メニューなんですよね。その名の通り、あんみつの上にかき氷がかかり、さらに黒蜜がかかっています。あんみつの寒天はぷりぷり、自家製と思われるあんこもおいしい。チェリーやみかんなど缶詰のフルーツや、もっちりした求肥がごろごろ入っています。あんみつも、ショリショリとした氷も、素朴な美味。「懐かしい〜!」と言いたくなるようなレトロなおいしさです。
で、このお店。御年80歳以上?とおもわれるおばあちゃんが一人で切り盛りしています。お店の入り口&店内はこんな感じ。
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