人生で最もインスタ映えするマンゴーかき氷に出合った:台中「第四信用合同社」
「第四信用合同社」
台中市中區中山路72號(台中駅から徒歩五分)電話:(04)2227-1966
食べたのは…2016年6月
主な値段は…「芒果冰」450元(約1650円)
「マツコの知らない世界」かき氷特集の話を取り上げたエントリで(☆)、こう書いたんですよね私。
沖縄のかき氷もおいしいけど、台湾のかき氷も本当においしいんです!トーキョーウジキントキではまだ一桁しか紹介していないけど(→☆)、実は台湾の「第四信用合同社」あちこちで結構食べ歩いております、私。
そう。私、台湾でけっこうあちこちかき氷食べてるんですよ。最近休みになると台湾ばっかりいってるくせに、そういえばブログにもTwitterにもInstagramにもほとんど書いてなかった……!
めっちゃ反省したので、というよりも、台湾のかき氷の楽しさ&おいしさを日本のみなさんにも知って欲しいので、しばらくトーキョーウジキントキで台湾のかき氷を紹介しようと思います。
というわけで台湾のおすすめかき氷、まずは台中の「第四信用合同社」から。台中に行った人はおそらく大抵「宮原眼科」という超有名なアイスクリームショップをご存じだと思います。日本統治時代の建物をリノベーションし、おいしくて素敵なアイスやお菓子を販売するお店です。
実はその宮原眼科の姉妹店がすぐ近くにあるのをご存じでしたか。それが「第四信用合同社」。宮原眼科はもともと眼科医院として使っていた建物ですが、第四信用合同社は銀行(信用組合)だった建物をリノベーションしたもの。宮原眼科と違い、こちらには着席してアイスを食べられるカフェスペースがあるんです。
そのカフェスペースでは、アイスだけでなく、台中名物の太陽餅やかき氷なども食べられるようになっています。果物を使ったかき氷は、そのシーズンの旬のものをたっぷり使ったもの。
私が台中を訪れたのは6月、台湾はマンゴーとライチの季節。ライチのかき氷にもかなり惹かれたのですが、悩んだ末にマンゴーかき氷を注文。出てきたかき氷があまりに美しくてテンション上がりましたよ。見てください、これ……!
美しい~~♡ キューブに固められたマンゴーかき氷の上には、こちらもマンゴーの味が濃厚なマンゴーアイスが大きく1スクープ。マンゴー2つ分くらいの果肉は一切れ一切れがかなりの大きさ。そして一筋伸びる、梅の枝を象った砂糖菓子。
「う、美しい……!」と思わず声がでちゃいました。あっちこっちでマンゴーかき氷を食べていますけど、こんなに美しいマンゴーかき氷は食べたことがない。こんなにフォトジェニックな……というか、いわゆる「インスタ映え」するかき氷、初めて見ましたよ。
この年はとんでもなくマンゴーが不作の年だったのですが、それでもかなりハイレベルなマンゴーが切り立てでたっぷりと載せられていました。ああああ、おいしい……。
しかし、この写真だとサイズ感が分かりませんよね。実はこれ、とんでもなく大きいのです。思わずかき氷とツーショット写真を撮っちゃったので、サイズ比較のために貼ってみます(お恥ずかしい)。
このサイズですよ……! めちゃくちゃ大きいの、分かります?
実は最初、注文するのにちょっと迷ったんですよ。なぜかというと、ここのかき氷、台湾のかき氷としてはとんでもなく高価で、450元(約1650円)もするんです! でもこのサイズとクオリティ、食べたら納得しました。
キューブ状に固めたかき氷を崩して食べていくとこんな感じに。固めた、というと食感悪そうですがそんなことないんです。上手に氷がほどけていって、崩してしまえば山形に盛り付けたかき氷のようになります。
というわけで、値段にも大きさにも驚いたけど、何よりその美しさとおいしさで心に残るかき氷でありました。
上にも書いたとおり、第四信用合同社は日本統治時代の銀行の建物をリノベーションしたカフェ&ショップ。内装もとにかく素敵なので、最後に写真を何枚か貼っておきますね。
これ、おそらく銀行の窓口カウンターだったんだろうなあ。
おそらく左に写っているのは金庫。
そうそう、食べ物ブログなので写真はやめておきますが、台中のデパートや素敵カフェは、トイレがものすごく凝った作りだったり美しいインテリアだったりすることが多いんです。ここの建物のトイレもそれはそれは素敵でしたよ!
第四信用合同社、とても素敵なカフェです。台中に行ったときは、ぜひ立ち寄ってかき氷を食べてみてくださいね。