パイナップルかき氷が名物!:新竹「阿忠冰店」
「阿忠冰店」新竹市東門街187號 電話:03-525-9990
営業時間:11:00〜23:00、定休日:なし
食べたのは…2012年7月
主な値段は…「鳳梨冰」40元(約120円)、「紅豆杏仁牛[女乃]冰」45元(約135円)
※台北の士林夜市にも同じ名前のかき氷屋さんがありますが、別のお店です。
台湾かき氷シリーズ、台北以外の町で食べたかき氷のうち最後にご紹介するのは、台湾北部の町、新竹で食べたかき氷。「阿忠冰店」は、新竹で知名度・人気ナンバーワンを誇るかき氷屋さんです。元は屋台で出発したそうですが、現在は5階建て(?)の建物全部かき氷屋さんになっています。
阿忠といえば名物は、パイナップルかき氷である「鳳梨氷」。鳳梨とはパイナップルのことです。
鳳梨氷、40元(120円)。パイナップルの果肉を細かく刻んで煮詰めたソースが、氷の上にたっぷりとかかっています。重たい果肉のボリュームを支える為なのか、氷は粗めにかいてあります。食べると、パイナップルが歯ごたえサクサクで非常に美味しい!
私が頼んだのはシンプルにパイナップルだけですが、周りのお客さんの多くは、これの上にさらにマンゴーの実を散らした豪華版「芒果鳳梨牛[女乃]冰」120元(360円)を食べていました。マンゴーの旬は夏なので……。
食べ進めると店名が大きく書かれた器の内側が見えます。この字体、カリグラフィーっぽくて好きだなぁ。
メニューはこんなに豊富!かき氷のほかにも豆花(豆腐のデザート)などもあるのですが、今回はもう1種類これを食べてみました。
「紅豆杏仁牛[女乃]冰」45元(135円)。要するに、あずき&杏仁豆腐かき氷のミルクかけです。杏仁冰(杏仁豆腐入りのかき氷)は夏しか食べられないようなので、実はこれも夏の味。
これにもパイナップルがかかってるんですよね。中はこんな感じ。
食べ進めると、中からゴロゴロと小豆や杏仁豆腐が登場。台湾らしく具だくさんです。おいしい〜!一緒に食べた母は、パイナップルかき氷よりこっちのほうが好きだって言ってました。
台湾ではキューブの氷を削ったり、最初から削ってクーラーボックスに入っている氷を小さいスコップで掘り出してお客に出す店が多いのですが、ここは大きなブロックの氷を一つ一つかいて提供してくれます。
店頭はこんな感じ。新竹といえば米粉(ビーフン)の町ですが、パイナップルかき氷もとってもおいしいので、機会があればぜひ食べてみてください。