トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

雪くまめぐり2011(2):お茶好きにはたまらない美味「茶の西田園」

茶の西田園
埼玉県熊谷市妻沼1523
TEL:048-588-0304
営業時間:8:30〜19:30 ※雪くま販売は11:00〜16:00 定休日:月曜

食べたのは…2011年8月
主な値段は…ほうじ茶あずき 450円、玄米茶あずきミルク 500円

ヘリテイジリゾートで1つ目の雪くまを食べたあと、熊谷の隣町である行田へ。「のぼうの城」の舞台である忍城(おしじょう)を見学したり、ふらい&ゼリーフライを食べたり、かき氷を食べたり(この話もそのうちに……)していたら午後3時をまわってしまいました。次の目的地は、あついぞ.comでいちばん気になっていた「茶の西田園」。行田と熊谷、隣町とはいえ結構距離が離れています。雪くまの販売は16時までと書いてあるのに、このままだとお店に着くのは16時過ぎてしまいそう。……ちょっと迷ったのですが電話をして事情を話すと「大丈夫ですよ、お越し下さい」と優しく言っていただいたので、ありがたく&急いでお店へ。

「茶の西田園」はその名のとおりお茶屋さん。妻沼(めぬま)聖天の参道で営業しており、創業明治元年という歴史あるお店です。お店の一角に、カウンターと、お湯を沸かす鉄瓶を囲むように数席ずつが設えてあります。「雪くま」には今年参加したばかりとのこと。

オススメを聞くと「お茶屋なのでやはりお茶のかき氷が…1つならほうじ茶でしょうか。あと、パインも意外と人気ありますよ」とのこと。お茶のかき氷だけでもほうじ茶、抹茶、玄米茶と3種類あり、そのほかにも黒蜜とか珈琲ミルクとかパインとか気になるメニューが目白押し。どれにしよう……さんざん迷って、これを。


ほうじ茶あずき、450円。ギリギリまて甘さを控えたほうじ茶シロップは薫りよく、パウダー状のほうじ茶の粉末が入っているのが技あり。コロコロと固めに炊いた小豆も、ほうじ茶シロップによく合って美味しい〜。

氷は柔らかくふわふわとかいてあり、のんびり食べてると溶けてしまいそう。たっぷりとシロップがかかって、どこを食べてもほうじ茶の香ばしい味が口の中に広がります。う〜ん、これはお茶好きなら絶対美味しいはず!!!


そしてこちらが玄米茶あずきミルク、500円。抹茶、ほうじ茶までは見かけますが、玄米茶のシロップって初めて見たと思うので、思わず注文してしまいました。珍しいですよね。食べる前には「抹茶みたいな感じ?」と思ったのですが、いやいや、ちゃんと玄米茶の味&香りが再現されてる!ミルクと合わさって、ほのあま〜く上品な味です。

かき氷の上に散らしてあるのは、カリカリと香ばしい玄米。この歯触りが食感のアクセントになって、とても楽しいんです。氷の下には、やはりコロコロの小豆が。いやぁ、おいしい〜。

玄米茶シロップとミルクがあうというのも初めて知ったし、玄米の食感も楽しいし、食べててホントに楽しくおいしいかき氷でした。こうなると気になるのは他のかき氷たち。妻沼地区にはこの他にも2軒雪くまがあるし、このために今年もう一回熊谷に行っちゃおうかしら?と思うくらいおいしいかき氷でした。

茶の西田園

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