トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

鹿児島名物「しろくま」を東京で:有楽町「遊食豚彩いちにいさん」

「遊食豚彩いちにいさん 日比谷店」
東京都千代田区有楽町1-6-4千代田ビル2F
TEL:03-3501-3123 営業時間:11:00-22:30(日、祭日は21:30まで) 無休

食べたのは…2011年7月
主な値段は…白熊 780円

鹿児島県が誇るご当地かき氷「白くま」。最近ではデパートの九州物産展でも目玉になるくらいの人気で、知名度も高いですが、コンビニなどで売られているバータイプやカップアイスタイプ以外を本州で食べるのはなかなか大変です。

でも、実は私が初めて白くまを食べたのは東京、それも都心の有楽町でした。もう5年以上前の話ですが、たまたまカメラを持ち合わせていなくてトーキョーウジキントキでは紹介できず、そのうち再訪しようと思いつつ、ずっとタイミングが合わずにいました。今回、久しぶりにその白くまを食べてきたので、そのご紹介を。

「白熊」780円。パフェグラスのようなガラスの器に、わたあめのようにふわふわと氷がはみだして&背が高く盛りつけられています。氷はミルク味で、さまざまなフルーツやプルーン、豆などがちりばめられていてとっても豪華。かなりボリュームがあるので、店員さんが運んでくるときにほかのお客さんたちから「おぉ〜!」と声があがっていました。

このお店は有楽町駅のすぐ近くにある、鹿児島県の物産館「かごしま遊楽館」の2階に併設されたレストラン「遊食豚彩いちにいさん」です。店名から分かるとおり、ホントは豚肉、黒豚がメインのお店。とんかつや豚しゃぶなど、おいしそうな豚肉料理がずらっと並びます。以前伺った時は「白熊はランチタイムが終わって午後の空いてる時間のみ提供」ということだったんですが、今回行ってみたら「ランチタイムでも大丈夫ですよ!」ということでした。嬉しいですね〜。

ところで今回、この白熊を食べるにあたり、粗相をしてしまいまして……。
上述のように器から盛大にはみだしている上、たくさん果物が刺さっているので、抜いて食べると雪崩の危険性が……二人でシェアしようとして取り皿に取ろうとしたのもまずかったです。結果、滅多にやらない「かき氷をこぼす」を盛大にやらかしてしまいました。あぁ、恥ずかしいっ。

以前、鹿児島市の「天文館むじゃき」の話のところでも書いたのですが、ミルク味の白い氷の上にプルーンや干しぶどうを散らしたのが熊の顔みたいだったので「しろくま」と呼ぶようになった、というのが定説。でもこの白熊はかなり具だくさんなので、熊の顔には見えないかも……(笑)

ちなみに、鹿児島物産館併設だけあって、ここはホントに鹿児島式。しろくまのほかにこんなデザートも食べられます。

「両棒餅(じゃんぼもち)」550円。一口サイズのかわいらしいお餅に、短い串が2本ずつ刺してあり、ちょい甘い味噌だれを付けていただきます。これ、以前鹿児島に行った時においしくってすっかりファンになったおやつ。鹿児島でもどこでも食べられるわけではない両棒餅を見かけて、うれしくなってこちらも食べてしまいました。鹿児島のおやつの話、よかったらこちらで詳しく書いてます。→

遊食豚彩 いちにいさん 日比谷店

食べログ 遊食豚彩 いちにいさん 日比谷店