トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

韓国のかき氷・パッピンスを手軽に食べるなら:新大久保「アイスベリー」

「アイスベリー(iceberry)」
東京都新宿区百人町2−3−25 Soritsuビル2F
TEL:03-3352-4651 営業時間:12:30〜22:00(土日祝は12時から) 年中無休

食べたのは…2009年9月
主な値段は…パッピンスM(530円)、キングオブピンス(2580円)

新宿みつばちが閉店し、花園茶寮も改装のため休業中で、おいしいかき氷が食べられる店が減っている新宿。しかし一駅お隣の新大久保にはますます元気なとあるかき氷屋さんがあります。

韓国のかき氷「パッピンス*1。そのパッピンスを1年中提供している専門店が「アイスベリー」です。アイスベリーのパッピンス、こんな感じ。


パッピンス、530円。かき氷の上にあずきとフルーツ、そしてソフトクリームが載っています。上からかかっているのはきな粉です。サイズは3種類選べて、写真は真ん中のMサイズ。フルーツはいちごやブルーベリー、バナナなど数種類から選べます。

アイスベリー名物とも言えるのが、こちらのピンス。


キングオブピンス、2580円!写真だとサイズが伝わりにくいと思いますが、キウイのサイズや後ろに写っている紙コップ&スプーンから察していただければ……洗面器サイズのガラスボウルに、かき氷やさまざまなフルーツ、シリアル、ソフトクリームが豪快に盛りつけられています。ソースは苺、ブルーベリー、チョコレート、キャラメル、黒蜜の5種類から2種類を選ぶ方式。4〜5人分……ってところでしょうか。

さてこのパッピンス。1人分のでも5人分のでも、食べ方は同じです。そして日本のかき氷とはちょっと……いや大分違います。壁に貼ってあった食べ方指南を写真に撮ってきました。


おわかりになったでしょうか……そうです。韓国ではかき氷は具をすべて豪快に混ぜてから食べるもの。ソフトクリームも氷もシリアルもぐっちゃぐちゃに混ぜます。氷もソフトクリームも溶けてきて、その中にあずきがぷかぷか浮いてたりしてお世辞にもフォトジェニックとは言えませんが、こうして混ぜることによって、味も混じってまろやかになるから面白い。

パッピンス、実はここ数年で日本でもずいぶん食べられるお店が増えています。でもそのほとんどは韓国料理店でデザートとして出されているもの(逆に、韓国料理店にいったらメニューをよく見ると、パッピンスが載ってることが増えています)。食事ナシ、パッピンスだけで食べられるアイスベリーはなかなか貴重なお店なのです。

ちなみにアイスベリーは新大久保駅からすぐ。周りはディープなコリアンタウンです。身の回りに韓流にハマっている人がいたら、韓流な買い物&食事のついでにパッピンス、というコースも楽しいかもしれません。

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*1:パッが小豆、ピンスが氷の意味だそうで、厳密には小豆が載らないかき氷のことはほかの呼び名もあるそうですがその辺の話はまた今度