トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

まるでマンゴーアイスみたい:恵比寿「京鼎樓」

京鼎樓 恵比寿本店
東京都渋谷区恵比寿4-3-1 TEL:03-5795-2255
営業時間:11:30-15:30, 17:30-23:00、無休

食べたのは…2009年7月
主な値段は…芒果雪綿冰(マンゴかき氷) 850円

「恵比寿においしい小籠包屋さんがあって、そこでマンゴーのかき氷を食べられるらしいよ。すっごく大きいんだって」……そんなタレコミがあったのは去年の夏の終わりの話。行かなくちゃ、と思ってはや10ヶ月。ようやく行ってきました。

「京鼎樓(ジンディンロウ)」は台湾に本店がある小籠包のお店。JR恵比寿駅からすぐ近くにあります。内装もおしゃれで、中華料理店といってもちょっとカフェ風のきれいなお店。京鼎樓って、私たぶん台北の本店に行ったことがあるはずなのですが、恵比寿のお店とは全然違う雰囲気の、庶民的なお店だったはず。記憶がうまくつながらなくて、「ほんとにあのお店かなあ」とちょっと自信がなくなりながら中へ。

小籠包のお店ではありますが、ほかのメニューもあります。麺類と小籠包がセットになったランチをいただいて、だいぶおなかいっぱいになっちゃってからお目当てのかき氷を注文。これです。

マンゴー氷

普通にお料理が載ってそうな丸い深皿にこんもりと盛られた氷、その上からたっぷりかけられたマンゴーソースと練乳。こういうお皿で出てくるかき氷って珍しいですよね。横からみるとこんな感じ。

マンゴー氷

たしかに大きなかき氷。とはいえ、もっと大きなかき氷も世間にはあるので、ものすごく驚くというほどではないかもしれません。しかしこの氷、食べてみると予想以上にボリュームがあったのでした。その理由は以下に。

まずは、氷を削ったアップ目の写真をごらんいただきましょう。

マンゴー氷

なんだかほぐしたカニカマみたいになっちゃってますが……。氷の断面が白く、不透明なのにお気づきでしょうか。これ、トーキョーウジキントキでも何回かご紹介している、いわゆる「雪綿冰(シェーホアピン)」なんです。純氷を削るのではなくて、ミルクを凍らせた氷を削ってるんですね。この氷自体がバニラアイスみたいですでに結構甘いんです。この上にマンゴーの果肉、マンゴーソース(甘い)、練乳(甘い)をかけているため、かき氷のどこを食べてもまんべんなく甘いw

バニラアイスみたいなミルク味の氷にマンゴーソースと練乳とくれば、味わいはかき氷というよりもむしろマンゴーアイスの練乳がけ。「おいしいけど甘い、私一人じゃ食べきれない」とやや弱気になりながら食べてました。しかもこのミルク氷、かなり温度が低いので、食べてるとどんどん体が冷えてくるのです。

とはいえ、弱気になってたのは私がへたれ甘党だからかも。一緒に氷を食べた友人はかなりの甘党なので「おいしいおいしい」と平らげていました。マンゴー好き、マンゴーアイス好き、雪綿冰好きの方におすすめです。量たっぷり、相当食べ応えアリなので、2〜3人でどうぞ♪