伊右衛門ゆかりのかき氷?:茶房・慶茶「黒みつがけほうじ茶氷」
「茶房・慶茶」
〒104-8166 東京都中央区銀座六丁目10番1号 銀座松坂屋地下1階
TEL:03-5361-1467(松坂屋の代表番号) 営業時間10:30〜20:00
食べたのは…2005年8月
主な値段は…「黒みつがけほうじ茶氷」945円
初代「伊右衛門」で知られる京都の老舗「福寿園」が展開している、唯一の日本茶カフェが茶房慶茶。
銀座・松坂屋の地下一階にお店があります(なぜ松坂屋なんだろう…)
まずは写真から行きましょう。
黒みつがけほうじ茶氷、945円。
氷のサイズは小さめ。小の大か、中の小かといったところ。天野屋の氷甘酒よりちょっと大きいかな、くらい。
氷の上にはほうじ茶のゼリーが載っています。
お店の人にきいてみたら、ほうじ茶を凍らせた氷をかいており、上から黒みつをかけてあるということでした。氷が溶けた後、お茶のものらしい上品な渋みが口の中に残ります。
黒みつの味も実に上品。ほうじ茶ゼリーもそんなにインパクトがある味ではないため、全体的におとなしい印象を受けました。これは珍しいかき氷ですねぇ…。
氷のかきかたはカリカリ系で、きめは粗いのですが、かき氷のサイズが小さいため、寒くなることもなくあっというまに完食。
ところでこのお店、かき氷を注文すると、お茶がついてきます。
玉露・煎茶・玄米茶・ほうじ茶・冷煎茶の中から選べます。
私は玉露を頼んだのですが、このお茶が実に美味!!!
鉄瓶で沸かしたお湯を適度な温度に冷まして持ってきてくれます。ああ、あの甘さ、今でも思い出します。
正直いって、かき氷自体にはあまり感動がなく「945円はちょっと高いかなー。でも銀座のデパートじゃ仕方ないかなー」などと思っていたのでした。でも、食後にいただいたこのお茶があまりに美味しかったので評価変更。このお茶が飲めるなら、高くないです…。
ところで、最後に細かい話を。
ここのかき氷、器が小さいのに、スプーンばっかり大きくて食べにくい…。
ちなみにこれは、木のスプーン。個人的には、木のスプーンより、金属とか薄手の磁器スプーンのほうが、舌にひんやりした感触が伝わってかき氷はおいしくいただけると思うのです。
さらに言うなら、氷の上に載っているゼリー。単品で食べたときにさほど味があるものではないので、適当に小さくカットして氷と一緒に食べることになるんですが、これがまたスプーンが大きいせいで扱いにくい…もうちょっとゼリーは小さくてもいいかも、と思いました(ホントに細かい話ですいません)
今度はお茶をのみに行こうっと♪