マレーシアのかき氷「アイスカチャン」
「マレーチャン」
今回食べたところ:ナンジャタウン・アイスクリームシティ内/東京・池袋
食べたのは…2005年7月
主な値段は… 500円
かき氷博覧会での注目の1つが、なかなか日本では目にすることがない「海外のかき氷」が食べられるというところ。
去年トーキョーウジキントキでも紹介した「パッピンス」(韓国の混ぜて食べるかき氷)に加え、今年はマレーシアのかき氷「アイスカチャン」と、フィリピンの「ハロハロ」が登場しています。
アイスカチャンは、以前食べに行ったことがある(料理の話はこの辺を参照のこと)池袋のマレーシア料理店「マレーチャン」からの出品です。お店では「エスカチャン」という名前で出していたような記憶があるのですが、その辺は未確認です(お店ではかき氷を食べなかったので)
かき氷の上にアイスクリームがポコンと載っかっていて、注文するときにココナツアイスとドリアンアイスから選べます。ドリアンアイスのほうが話的には面白いかなあ…と思いつつ、つい無難そうなココナツアイスを選んでしまいました(弱)
かき氷の上にアイスが載っているのって、見た目が豪華でいいんですが実は結構食べにくいんですよね…「北海道かき氷」もそうなんですけど。
というわけでまずはアイスクリームから。アイスは普通の味なんですが、上にかかってるカラフルなスプレーが…ガリガリと歯ごたえがありすぎて、相当邪魔です。味も特に美味しくないし(というか、どっちかというとマズイ…)。
アイスを食べ終わって、いざいざかき氷部門スタート。注文したときに、バイトさん用に書いてあったらしきアンチョコがレジ横にあったのですが、敢えてそれは見ずに、中身がなんだか分からない状態で食べ始めました。その方が楽しいし。
氷のシロップは、なかなか派手なピンク色。しかし色よりも匂いが強い…
どうやら薔薇のシロップのようです。「匂い=味」っていう感じ。ううっ、強力スメル(涙
氷の下には、甘く煮た大きな豆が入っています。花豆みたいな感じ。
この辺は氷や具を混ぜながら食べ進みます。黄色いのはマンゴーゼリー。あずきも入ってるみたい…だけどそんなに甘くないですね。茶色いゼリーはどうやら、香港名物・亀ゼリーのようです。単体で食べても微妙な食べ物なのに、これとマンゴーゼリーの相性の悪いことと言ったら、もう…(涙涙
しかし亀ゼリーなんか目じゃないくらい強力なものが入っていました。ガリッ!という強い歯ごたえとともに口の中に広がるこの味は…か、カシューナッツ!?!!?!?!?!?!?(涙涙涙涙涙
正直、半泣きになりながらなんとか完食。去年、韓国の混ぜて食べるかき氷「パッピンス」のことを「マズイ」と批判したことを心底申し訳なく思いました。ごめんなさい、パッピンスおいしいです。アイスカチャンに比べたら100倍おいしいよ…
とまあそんなわけで、上から下まで、匂いの強いもののオンパレードでした。むーん、これでアイスをドリアンアイスにしてたら、ホントに泣いてたかもしれない。カシューナッツは絶対かき氷には合わないって!!
…いやー、破壊力あったわ〜。次回エントリは、フィリピンのかき氷「ハロハロ」を予定しています(写真の後ろに写ってるやつ)。こうご期待。