トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

東京で、名古屋・相生直伝のかき氷が食べられる?:表参道「AOYAMA CAFE」

「AOYAMA CAFE」
東京都港区北青山3-6-23 青山ダイハンビルB1F
TEL:03-3498-9777 営業時間:かき氷はランチタイムのみ、詳しくは本文の一番下を参照

食べたのは…2012年9月
主な値段は…まっちゃ+ミルク 800円、いちご+ミルク 700円

かき氷がおいしいお店として、名古屋で昔から定評があるお店「甘味処 相生」。かなり人気なので、かき氷好きさん(特に名古屋近郊の方)ならきっとご存じだと思います。トーキョーウジキントキでも、2004年とかなり初期に紹介しています→☆

そんな相生のかき氷が東京でも食べられる……と聞いて、行ってきましたよ「AOYAMA CAFE」へ。表参道駅のすぐ近く、ちょっと裏道に入ったところにあります。さっそく写真を。

AOYAMA CAFE

AOYAMA CAFE

上がいちごミルク、下がまっちゃミルクです。丸っこく盛りつけられた氷に、ミルクとシロップのツートンカラー。おお、このビジュアルはまさに相生……!

友達の前なのでおとなしくしてましたが、内心かなりテンションが上がりながら食べ始めました。……あれっ?

氷は柔らかくふわふわ。いちごシロップは市販のシロップなんですが、かなり甘さ控えめでミルクと合わさってちょうどいいくらい。抹茶シロップも同じく甘さ控えめで美味。おいしいんだけど、相生ってこういうかき氷だったっけ……?*1食べ進むほどに頭の中で「?」がグルグルしたのですが、相生のかき氷は何回か食べたことあるとはいえ、最後に行ったのはもう何年も前です。さすがにどんな味だったか記憶も薄れてる……。

食べ終わったあとで、かき氷をかいてたお兄さんと話していて理由が分かりました。あれっ?と思った理由は、たぶんこれ。

AOYAMA CAFE

中が白いですよね?シロップの量が少なめなんです。真ん中あたりはちょっとシロップが足りない……。かき氷をかいている石井さん(「かき氷職人」と書かれた名刺をお持ちでした)は以前相生で修行をされていて、東京・青山のこのお店で去年からかき氷を出し始めたそう。「師匠の店では常温のシロップをかなり大量にかけて仕上げるのですが、ここでは土地柄もあり、『大人のかき氷』ということでシロップ軽め、氷ふわふわに仕上げるのが自分流」とのことでした。なるほど納得。

シロップは甘さがついていないものを仕入れて、ご自分で甘さを足しているのだそう。確かに甘さ控えめでした。もうちょっと甘くてもいいくらいかも^^;; 今回は抹茶&いちごのかき氷にしましたが、もう一つ気になっていたのが「レモン+ミルク」。名古屋近郊に多い、酸っぱいレモンシロップ(お店によってはレモン果汁そのまま)をミルクの甘さで緩和させて食べるタイプなのかな……?と。気になるのでそのうちまた食べてきます……。

最後に注意を。こちらのお店は基本的にバーでして、かき氷を出すのはランチタイムのみです。ランチ営業は、月〜金が11:30〜15:00(14:15L.O.)、土曜は休み、日曜は13:00〜17:00(16:00L.O.)だそうなので、お気を付けて。

AOYAMA CAFE

*1:というか、相生で食べたときほどの感動が……