トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

今年も進化してます!「しもきた茶苑大山」

しもきた茶苑大山(BLOG)
東京都世田谷区北沢2-30-2 電話:03-3466-5588 
営業時間:14:00〜18:00、月曜定休

食べたのは・・・2010年7月
主な値段・・・・・素氷 400円、追加蜜 50円×2

この手のサイトをやっていると悩むのが「新しいお店の開拓と、リピートしたいお店のバランスをどうするか?」。私の場合は比較的新しいお店の開拓を重視しているため、なかなか同じお店に何度も繰り返し行くことができないのですが、そんな中でも、毎年必ず、1年に1回以上食べに行っているお店が3店だけあります。そのうちの1つがここ、しもきた茶苑大山さん。かき氷がおいしいことはもちろんとして、店主の大山さんがとても研究熱心で、毎年必ず何か変化があるため、「今年はどうなったかな?」と気になってしまうんですよね。

大山さんの場合は本業がお茶屋さんで(茶師十段!)、同じく下北沢に以前あった「鈴の茶屋」という甘味処のかき氷を女将から引き継いだ、という話は以前も書いたとおり。詳しいいきさつ&当時のかき氷の写真はこちらを見ていただきたいのですが、今年はルックスも変わりました。こちら!

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「ほうじ茶あずき」700円です。ほうじ茶のシロップがかかった茶色い部分の上に、羽毛のように白い氷がふんわりハラリとかかっているのが実に美しい。

大山さんの氷といえば、小さめの器にどうやって?と思うくらい背が高く、濃厚な抹茶シロップがたっぷりとかかって、こんもり茂った木のよう……というイメージが強いかと思うのですが、年々進化してついに初代とはまったく違うルックスになりました。去年は「ノーマル、氷少なめ(100円引)」を選ぶスタイルだったと思うのですが、今年からは氷少なめが標準になり、100円足すと「氷多め」を選べるようになりました。

さて写真のほうじ茶氷、見た目通り繊細な氷の口溶けに加え、食べると口の中で香りがはじけるシロップは今年も変わらず。今年もやっぱり、素敵においしいです……とここで白状すると、実はこの写真、『ケーキ日記』のhalfpersonさんからお借りしたものなのです。なぜこのような事態になったかというと……

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今回私は一人でお店に行ったため、「素氷+追加蜜2種類」という頼み方をしてしまったのでした。この写真だと、今年からルックスが変わったという説明ができないため、慌てて『ケーキ日記』さんに写真をお借りした、という次第。だってだって、どう〜しても抹茶もほうじ茶も食べたかったんですもの(汗)