トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

竹筒入りで目にも涼しい:静岡「浜佐商店」

「浜佐商店」
静岡市葵区安西3-11 TEL:054-251-1515 
営業時間:9時半〜18時、日祝休み

食べたのは・・・2008年8月
主な値段・・・・・氷 煎茶300円、氷 焙じ茶300円(テイクアウトの場合、容器代が+300円)

静岡に、竹筒入りの、素敵なかき氷があるらしい……そう聞いて、青春18きっぷで静岡へ行ったときの話。静岡駅からバスを乗り継ぎ、向かったのは静岡市葵区。このエリアは昔ながらの茶問屋街で、日本茶の問屋さんが軒を連ねている、独特の雰囲気の一角です。住所と店名を頼りに目的の店を探すも、とてもかき氷を出す店があるような感じではなく、「どこだ?どこだ?」と探しながら歩いていたら、パッと飛び込んできたのは「氷」と赤く染め抜かれたのれん。

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あ、あった。

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「浜佐商店」というお茶問屋さんです。飲食店、という感じではなく、問屋さんの一角をちょっと開放している、という雰囲気。水出しのお茶を出していただいたので(おいしい!)ちょこんと席に座り、かき氷を待ちます。

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「氷 煎茶」300円。噂通り、太い竹の木を切って節を抜いた筒の中に、やわらかくかいた氷がこんもりと盛られています。上にかかった煎茶蜜はお茶の薫りが濃厚でとてもおいしいもの。写真だと上にしか蜜がかかっていないように見えますが、中にもたっぷりと煎茶の蜜がかけまわしてあります。

食べ進んでいって、ちょっとびっくりしました。

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氷の底に、小さなお餅が3つコロコロッと入っていたのです。噛むと中からあんこがとろり。お、おいしい〜。

同じスタイルで焙じ茶のかき氷もあります。写真がなくてゴメンナサイなのですが、こちらもとてもおいしいものでした。煎茶も焙じ茶も、お茶のおいしさがよく伝わってくるかき氷で、これで300円は安いなぁ。私たちが氷を食べている間も、ひっきりなしにお客さんがやってきて、かき氷を食べていきました。

氷と一緒に出してくださる水出しの煎茶&焙じ茶がこれまたおいしい!「さすがお茶問屋さんだね〜」と、かき氷だけでなくお茶にも感心。1リットル用のティーバッグが40個で840円と安かったので、思わず3種類全部買って帰ってしまいました。

せっかくの静岡&18きっぷなので、その後は身延線に乗って富士宮へ行き、図らずも静岡グルメツアーとなったのでした(お手軽なものばっかりですが)。富士宮焼きそば食べたり、ますバーガーが予想以上においしかったり、浅間神社に行って写真撮ったりした話も日記に載せてますので、よかったらご一緒にどうぞ♪