トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

春の味「Wいちご」と「ナポリタン」:埜庵

埜庵(WEB)
神奈川県藤沢市鵠沼海岸3-5-11 TEL : 0466-33-2500
営業時間:11:00 - 18:00  定休日:毎週月曜日

食べたのは…2009年5月
主な値段は…Wいちご 800円、白玉トッピング 100円

今年の春に食べたかき氷の話、第2弾です。

毎年5月頃の楽しみが、神奈川県は鵠沼海岸にあるかき氷専門店「埜庵」へかき氷を食べに行くこと。夏場は大混雑でごった返しているので、かき氷をのんびり味わおうと思ったら、夏じゃないとき(春とか秋とか、ときには冬とか)に行った方が楽しめる、というお店だからです。

本blogでも何回も取り上げていますが、ここは一年中かき氷を、しかもそのときどきの旬の果物を使ったソースで提供している、かき氷専門店。オープン当初は「天然氷のかき氷」で話題になった埜庵さんですが、いまや日本一のかき氷屋さんといっても過言ではないと思います。

さて、そんな埜庵にある、夏場は食べられないかき氷がこれ。

Strawberry shaved ice

「Wいちご」800円。埜庵のかき氷ですからもちろん、フレッシュないちごを使ったぜいたくなかき氷です。どのへんが「W」なのかというと、外側にかかっているソースがいちごなだけじゃなくて、氷の中に、刻んだいちごのゼリー寄せが入ってるんですね〜。いつものことですが、まさにいちごの味なのに、いちごをそのまま食べるよりおいしいのがスゴイ。

そして今回「春だから」のお楽しみがもう1つ。

spaghetti

「昔懐かしい味のナポリタン」500円。喫茶店で出てくるような、昔懐かしい味のナポリタン……ということなんですが、いや、これ、おいしすぎますから(笑)。「ナポリタン大好き」という同行者も大絶賛で、二人してあっという間に平らげてしまいました。

埜庵の食事メニューはどれもこれもおいしいんですが、かき氷が忙しくない、オフシーズン限定の提供なんですよね。今年も食事メニューは4月いっぱいまで、ゴールデンウィーク〜夏場はお休みということなので、こちらもまた“春(というか夏以外)の味”だったり。

Bavarian Cream with strawberry

食後にはとろっとろのババロアまでいただいて、超大満足&満腹。こちらもおいしかった〜。

さて、冒頭にも書いたとおり、埜庵のかき氷のシロップは季節ごとに旬の果物を使ったもの(「かまくら」や「抹茶」などの定番は通年で食べられます)。いちごはもう終わっており、夏らしい果物が始まっています。これから夏場のお楽しみといえば、私のイチオシは「すいか氷」。

7月から始まる夏のかき氷、「すいかの氷」。初めて食べたのは2007年の夏だったんですが、一口目を食べた瞬間「おお!」としか感想が出てこなかった。それくらいおいしいかき氷です(笑)。すいかの果肉を使った、すいかの味そのままの蜜がたっぷりと氷にかけまわされているので、スプーンですくって口に入れると、西瓜そのものの味が広がります。

赤いかき氷が緑色の器に盛られている色合いも西瓜そのものなら、さらに楽しいのは、小皿に盛られた塩が添えられてでてくること。今年は「中東の岩塩を振りかけてお楽しみください」だそうですよ。楽しみ!! それともう1つ夏の氷として、「グレープフルーツジュレ氷」も始まったそうです。季節のメニューについては、埜庵のWebページで確認してくださいね。

これから梅雨が明けて本格的に夏が始まると、埜庵はホントのハイシーズン。いまや押しも押されもせぬ人気店ですので、雨の日を狙っていくことをオススメします。