トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

この氷が食べたくて京都に行ったんです:桂「中村軒」

中村軒(WEB)
京都市西京区桂浅原町61 TEL: 075-381-2650 
毎週水曜(祝日は営業) 営業時間7:30〜18:00

食べたのは…2004年6月
主な値段は…マンゴー氷 735円/宇治金時 760円/大島氷(黒蜜)630円/鰻茶漬け 900円

関西方面のみなさま、お待たせいたしました。東京、名古屋を中心にしてきた本blogですが、そろそろ京都ネタもお披露目していこうと思っております。
というのも、今年の六月に一泊二日で京都へ行ってきたから(笑)
五つのお店でかき氷を食して参りましたので、その話を書こうと思います。

まずは、ここの氷が食べたくて京都合宿を決意したという、桂「中村軒」から。


宇治金時、マンゴー、大島氷です

阪急電鉄の桂駅が最寄り駅。歩くと結構ありますが、でもその価値は大いにある!と思わせるいいお店でした。
かき氷もおいしかったですが、本当は「麦代餅」で有名なお店みたいです。

さて、中村軒は入り口のところがお持ち帰り用の売店になっていて、お店の奥が喫茶スペースになっています。畳の部屋でお庭があって、風鈴がチリンチリンと風に揺れており、なんとも風情が…。結構広くてゆったりできます。

このお店では夏場のかき氷メニューがなにしろ充実。とくに注目は月替わりの「季節の氷」です。いちご→マンゴー→すだちと切り替わるようです。


ということで六月の氷は、マンゴー。絶品です。
写真の通り、上にはマンゴースライスが載せられています。
ほかの氷に比べると、ビシャビシャに近いくらいシロップがかかっているのですが、フレッシュ感が強いので、溶けていても全然イヤな感じがしません。そのうえにさらに、生の果実を使ったのであろうシロップがたっぷりめについてきます。
ああっ、おいしい〜!!!(感涙)


そして宇治金時。さすが、宇治も粒あんもしっかりとおいしい…♪
宇治シロップ付いてきます。しっかりとお抹茶の味が濃いもので、これまたたっぷりかけても美味。シロップがかかりすぎはあまり好きではないのですが、ここのは思わずたっぷりかけまわしてしまいました。
そして横に添えられた、つるんつるんでぷりんぷりんの白玉もおいしかったぁ…。



これが「大島氷」。黒蜜のかかったかき氷です。ほかの氷に比べるとかかっている量が少なめなので、あっさりと氷そのものの味を堪能できます。
こちらもシロップ(というか黒蜜)がついてきます。甘めが好きな人は、たっぷりかけまわしていただきましょう♪
黒蜜のかき氷、京都では定番らしくて数カ所で見かけましたが、蜜がおいしくないと、一人前食べきるのが大変なんですよね。ここの黒蜜はおいしかったなあ。

ここの氷は、やや粗めにシャキシャキした感じにかいてあります。
量も結構多めなので、食べていると結構体が冷えてきますが、でも最後までおいしくいただけます。氷がおいしいんでしょうね〜。
店内がガンガンに冷房を利かせていないのもいい感じです。


お店の外観はこんな感じ。駅から遠いんだけど(しかも暑くて、歩いてちょっとへこたれたんだけど)、行ってよかった…と思う名店でした。

あ、そうそう、そういえば。
かき氷のあとに食べた鰻茶漬けも絶品! その話&写真はこの辺でしておりますので、よかったらこちらも見てくださいね。

京都のかき氷話、しばらく続きます〜♪