トーキョーウジキントキ(夏季限定かき氷専門ブログ since 2003)

おいしいかき氷を実食&レポートするブログです。夏季限定更新、2003年スタートで今年12年目。東京・名古屋を中心に、世界各地のかき氷を扱っています。2011年に旧サイトからはてなダイアリーへ、2014年さらにはてなブログへ引っ越してきました。

頭が痛くならないかき氷:浅草の穴場的名店「初音茶屋」

「初音茶屋」
東京都台東区浅草2-23-3
TEL:03-3844-7658 営業時間:11:00-20:00 火曜定休

食べたのは…2003年7月
主な値段は…氷宇治金時 600円 氷しるこ 550円

 浅草の隠れたかき氷の名店といえばここ。浅草寺のさらに裏「ひさご通り」沿いにある古ーいお店です。(牛鍋の老舗「米久本店」から近い、と言えば、分かる人には分かるかな?)


 宇治金時は下につぶあん、その上に氷を載せて、一番上に抹茶を溶かしたシロップをかけるというオーソドックスなタイプ。私が行った日はたまたまつぶあんが切れていて「こしあんでもいい?」と聞かれ、「氷しるこ抹茶がけ」の状態で出して頂きました。
 抹茶とあんこのバランスがよく、上述の通り氷のおいしさが相まって、全体的に非常にバランスのいいかき氷です。

 正直、あまりきれいなお店でもないし(…というか、外観は見るからに古びている…)、化粧の濃いおばちゃんが女主人というのも甘味処には珍しいタイプ。知らなかったらまず入ることがないお店と思われます。浅草といっても、浅草寺よりも大分北になるので、浅草駅よりも、銀座線田原町駅から歩いたほうが近いかも。

 さて、ここで特筆すべきは氷。細く柔らかく、口に入れるとスッと溶けます。私の知人にも「かき氷食べると頭が痛くなってダメなの」という人が何人かいるのですが、このお店で氷を食べてもらったところ「ホントだ!全然頭が痛くならない!」と驚いていました。

 ここの氷は、すごくきめが細かいんです。上に何もかかっていない、氷しるこの写真をご覧下さい。


 ちょっと慣れないデジカメだったこともあって、写真が下手で申し訳ないです。ホントはマクロでどアップ写真を載せたいところなんですが…。

 注文すると、古い機械がガオンガオンと音を立てて、機械でかいていることが分かります。ほかのお店と同じように機械でかいているのに、なんで氷が柔らかいんだろう…と思って聞いてみると、「おいしい氷を買っているのよ〜。でね、木の冷蔵庫で保管して、かく前にすこし室温に置いて、汗をかかせてからかくの。そうするとかき氷はおいしくなるのよ」とのこと。なんでも、氷を木の冷蔵庫に入れると「まったりする」のだとか。ほかにも、刃の角度とか、いろいろ秘訣があるのだそうです。

ここのおばちゃん、何しろ話し好きでいい人なのです。かき氷についてきくと、いろいろ教えてくれますよ。
 店内は結構冷房が効いているのですが、食べた後からだが不快に冷えると言うこともなく、やっぱりここのかき氷はおいしいなあ…と感心したのでした。

 ちなみに、私はつい「氷しるこ」(こしあんで作ったかき氷)を頼んでしまうのですが、たぶん一番人気のメニューは「氷コーヒー」。食べ終わって器の底に溶けたコーヒーを飲むと、アイスコーヒー状態になっているというかき氷。「甘め」「苦め」を選べるので、お好きな方をどうぞ。