トーキョーウジキントキ(かき氷専門ブログ)

日本(と世界)のおいしいかき氷を実食&レポートするブログです。2003年スタート、2022年に「かき氷は【夏以外】がおいしいことを伝える」をコンセプトにリニューアルしました。

ド迫力に負けた…塔のようなかき氷 「過門香」

「中国大陸料理 過門香 赤坂溜池山王店」(WEB)
〒107-0052 東京都港区赤坂2-11-7 ATT新館1F

食べたのは…2004年7月
主な値段は…上海式五彩カキ氷(3〜4名様分) 850円

 銀座と赤坂にお店がある中華料理店「過門香」。ここ,肉汁溢れる餃子だとか,とろーっと柔らかいトンポーロウだとかが大変おいしいということでお友達のお薦めのお店です。なお,お食事の風景は,今度別のところに書きますね。


「そういえばここのかき氷,ものすごいみたいなんですよ。食べたことないけど」ということで,どうものすごいのか確かめに行ってきました。


 さんざんおいしいお料理を堪能したあと,最後に注文したのがこれ。我々の「かき氷」という概念を覆すようなド迫力のかき氷です。高さは目測で20cmオーバーといったところでしょうか。

氷はかなり粗くかいてあります。ガリガリ系。うずたかく積み上げた氷の上に,ドバーッとかけられているのが小豆と緑豆を甘く煮たもの。このほか,タピオカとか,細かく刻んだイチゴ,キウイなどもちりばめられています。

不思議なのが,このあずきあん&緑豆あんが,かなりトロミの強いものであること。甘く煮たあずきを葛で固めたような和菓子がありますよね?例えば水無月とか。ああいう感じなんです。

粗い氷と,粘るあずきあん&緑豆あんをかき混ぜながら食べると,モッチモッチという不思議な食感が楽しめます。これは…かき氷としてはかなり画期的だと思うんですが。
韓国の混ぜて食べるかき氷「パッピンス」はイマイチはまらなかった私ですが,このかき氷はかなり,クセになりそうです。

そうそう,このかき氷は相当お腹にたまります。「もう一品食べられるかな?それともデザートかな?それとももう一品とかき氷両方食べちゃおうかな?」なんて迷ったときは,料理は最後一皿あきらめて,このかき氷にチャレンジすることをオススメします。

どう撮ってもおいしそうに見えないのがすんごく悔しいんですが,でもこのかき氷,おいしいですよ。未知なる美味に興味があるあなた,是非おためしください。